[新人戦]後半終了間際にDF田中主将が執念の同点弾!長崎総科大附がPK戦で熊本国府破る:九州
ゲキサカ / 2017年2月12日 21時28分
[2.12 九州新人大会準々決勝 長崎総合科学大附高 1-1(PK4-3))熊本国府高 佐賀市健康運動センター(ローン)]
平成28年度 第38回九州高等学校(U-17)サッカー大会は12日午前、準々決勝を行い、前回3位の長崎総合科学大附高(長崎1)と熊本国府高(熊本1)との一戦は1-1で突入したPK戦の末、長崎総科大附が4-3で勝った。
長崎総科大附の執念が実った。1点を追う長崎総科大附は終盤、DF嶋中春児(2年)を前線へ上げてパワープレー。それまで180cmCB鶴与志郎(2年)やGK杉本丈紘主将(2年)を中心に好守を見せていた熊本国府への圧力を増していく。27分には左ロングスローがファーサイドへ流れてFW荒木駿太(2年)がポスト直撃の右足シュート。さらにDF諸石一砂(2年b)が決定機を迎えるなど、相手ゴールを脅かす回数を増やしていった。
勝利目前の熊本国府は集中力を切らさずに跳ね返すと前線へボールを運んで時計の針を進めていた。だが、長崎総科大附はアディショナルタイム突入後の36分、DF岩本蓮太(2年)の左ロングスローからPAの嶋中がシュート。こぼれ球にいち早く反応したDF田中純平主将(2年)が右足で同点ゴールをねじ込んだ。
名将・小嶺忠敏監督が人間性について「申し分ない」と評する主将が決めた劇的な同点ゴール。PK戦では長崎総科大附GK湊大昂(2年)、熊本国府GK杉本が1本ずつ止めて見せる。そして迎えた5人目、先攻・長崎総科大附が決めたのに対し、熊本国府5人目のシュートが枠を外れて長崎総科大附が準決勝進出を決めた。
熊本国府は粘り強い守備からFW字室航平(2年)の縦突破や10番MF井手口凌我(2年)のキープ力を活かした速攻。シュートシーンを増やすことができていなかったが、後半24分に井手口が自ら獲得したPKを決めて先制した。だが、終了間際の失点によって、掌から白星がこぼれ落ちた。
(取材・文 吉田太郎)
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