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[新人戦]1年生10人先発の大津が堅守速攻の長崎南山攻略、4年連続の九州4強入り

ゲキサカ / 2017年2月12日 22時37分

後半30分、大津高MF松原亘紀(7番)が2点目のゴール

[2.12 九州新人大会準々決勝 長崎南山高 0-2 大津高 佐賀市健康運動センター(人工芝)]
 
 平成28年度 第38回九州高等学校(U-17)サッカー大会は12日午前、準々決勝を行い、前回大会準優勝の大津高(熊本2)が2-0で長崎南山高(長崎2)に勝利。4年連続となる準決勝進出を決めた。

 1年生10人が先発した大津が準々決勝を突破した。後方から正確にボールを動かす大津は前線のFW大崎舜(1年)のポストプレーやSBの攻撃参加を交えて長崎南山守備陣にプレッシャーをかけるが、長崎南山はDF山元佳祐(1年)を中心とした守りで対抗。ボールを奪うとカウンターを繰り出し、MF西田晃典(2年)がクロスバー直撃のシュートを放つなどチャンスも作り出した。

 だが、大津は前半終了間際の35分、左MF渡口光彦(1年)のクロスをMF上田颯大(1年)が決めて先制。後半、長崎南山はFW大谷知(2年)や西田がシュートへ持ち込むが、大津は主導権を渡さない。MF松原亘紀(1年)と交代出場のMF富永大翔(1年)を中心にボールを動かし続けて試合をコントロールする。

 そして30分、大津はMF水野雄太(1年)が絶妙なボールコントロールで右サイドを突破。ワンツーで中央まで持ち込んでから足裏パスを出すと、これを松原が左足ミドルでゴールへ突き刺して2-0で勝利した。 

(取材・文 吉田太郎)

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