1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

「東京五輪への推薦状」第35回:赤い彗星の新10番MF福田湧矢は「最弱」覆した先輩の“背中”目指し、大化けを誓う

ゲキサカ / 2017年2月14日 12時10分

「今のままではプロにもなれないし、代表にも入れないと思っている」(福田)

 この危機感と意欲の背景には、同学年のDF阿部海人がU-18日本代表に呼ばれたこともある。「いつも1対1の練習をやってきた」という仲間が与えてくれた刺激を糧に、今年1年でもうひと化けを遂げられるかどうかだ。

 今年の東福岡の新3年生たちはチーム内で「最弱」と言われているそうだが、これはどこかで聞いたフレーズでもある。2年前、中村たちの世代がそうだったように、新たに10番を背負う福田を筆頭とした個々の成長がチームとしての大化けに繋がるかどうか。2017年度の“赤い彗星”は、何よりその「成長」こそが楽しみなチームとなりそうだ。

執筆者紹介:川端暁彦
 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動し、各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。▼関連リンク
東京五輪への推薦状 by 川端暁彦一覧へ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください