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小林祐希の“逆起用”も奏功せず ヘーレンフェーンは今季最多5戦勝ちなし

ゲキサカ / 2017年2月19日 4時34分

普段とは逆の右インサイドハーフを務めたMF小林祐希

[2.18 エールディビジ第23節 トゥエンテ1-0ヘーレンフェーン]

 エールディビジは18日、第23節2日目を行い、MF小林祐希の所属する6位ヘーレンフェーンは敵地で8位トゥエンテと対戦し、0-1で敗れた。これでヘーレンフェーンは今季最多となる5試合未勝利(1分4敗)。小林は19試合連続でスタメン出場し、90分間プレーしたが、不振のチームを救うことはできなかった。

 これまで左のインサイドハーフを務めることの多かった小林だが、この日のスタートポジションは右のインサイドハーフ。さらに3試合連続スタメンだったMFマルティン・エーデゴーアがベンチスタートとなるなど、4試合勝ちなし(1分3敗)のヘーレンフェーンは変化をつけてこの一戦に臨んだ。

 両チームを通じてのファーストシュート前半4分。敵陣中央でボールを持った小林が左足を大きく振るが、わずかにゴール右へ外れる。逆に同15分には肝を冷やすシーンも。PA内で小林が相手のクロスをブロックしようとスライディングすると、ボールは手に当たったようにも見えたが、主審の笛は鳴らず、命拾いした。

 4試合ぶりの先制ゴールを狙うヘーレンフェーンは、その後もFWレザ・グーチャンネジャド、FWサム・ラーション、FWアーバー・ゼネリの看板3トップに小林ら中盤の選手が絡み、ゴールへ迫り続ける。

 しかしチャンスを生かせずにいると、後半8分にロングパスで抜け出したトゥエンテFWエネス・ユナルをGKエルウィン・ミュルダーが倒してしまい、PKを献上。同9分にMFマテウシュ・クリヒが右足でゴール左へ決め、トゥエンテが先制に成功した。

 小林は失点後も中盤からのパス供給や前方へのランニングなどで攻撃に関与し、右CKではキッカーを連続して担当。それでもヘーレンフェーンはゴールの遠い展開が続き、打開策を見いだせないまま0-1で終了のホイッスルを聞いた。

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