プレミアリーグ新規参入4チームがコメント、鳥取県勢初参入の米子北・中村監督「地域のたくさんの方に見に来てもらえれば」
ゲキサカ / 2017年2月24日 21時5分
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグに浦和レッズユース(埼玉)、阪南大高(大阪)、米子北高(鳥取)、アビスパ福岡U-18(福岡)の4チームが新規参入する。浦和ユースは12年以来、福岡U-18は13年以来となるプレミア復帰。そして阪南大高と米子北は初のプレミアリーグ参戦となる。24日には4チームの指揮官たちがプレミアリーグへ向けてコメント。チーム紹介や意気込みなどについて語った。
4チームの中で米子北は鳥取県勢で初となるプレミアリーグ参入となる。プリンスリーグ中国を連覇し、プレミアリーグ参入戦ではいずれもプレミアリーグEAST優勝歴を持つ東京ヴェルディユース(東京)とコンサドーレ札幌U-18(北海道)を破って勝ち取った舞台。中村真吾監督は「ホームの試合では他の強いチームが来てくれるので、地域の小学生とか、地域のたくさんの方に見に来てもらえればなと思っています」。これまで以上に高いレベルのチームたちと戦うリーグ戦で、地元の人達に全力プレーを見せる。
同じく、初参戦となる阪南大高は昨年、プリンスリーグ関西で独走し、3試合を残して優勝決定。参入戦では前評判の高かった桐光学園高(神奈川)と北信越王者の新潟明訓高(新潟)を破ってプレミアリーグ参入を果たした。大学サッカーの強豪・阪南大の附属高校に当たるチームは最高峰のリーグ戦でどのような戦いを見せるか。濱田豪監督は「学校の強化クラブになって10年目のシーズンを来年迎える発展途上のチームです。しっかりと良い準備をして、食らいついて1年間戦いたいと考えています」と強豪に食らいついていく考えを示した。
復帰組の福岡U-18と浦和ユースはプレミア定着、そして上位、優勝へ挑戦するシーズン。プリンスリーグ九州2位から参入戦で東海王者のJFAアカデミ―福島U18(静岡)と開催地・広島の広島皆実高(広島)を破ってプレミア切符を掴んだ福岡U-18の小倉裕介監督は、まず後輩たちへ置き土産を残してくれた3年生たちに感謝。「感謝の思いを必ず持ちながら、このハードなリーグ戦を戦って行きたい」と語り、「相当タフな戦いを強いられると思いますが、それをただ、苦しいや辛いじゃなくて、それが力となり、結果となるように、タフに年間通じて戦っていきたい」と誓っていた。
そして、浦和ユースは前身の高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権で優勝し、「高校年代真の日本一」に輝いた歴史を持つチーム。昨年は激戦区のプリンスリーグ関東を制し、参入戦でも帝京長岡高(新潟)、九州無敗王者の長崎総合科学大附高(長崎)を突破と、厳しい戦いを勝ち抜いてプレミアリーグの舞台へ戻ってきた。新たなステージでの戦いへ向けて、選手たちの日々成長する姿を喜ぶ大槻毅監督。「ちょっとした選手のきっかけやモチベーションでまた彼らの未来がどういう風になっていくのか、そういうことを毎日見られることが喜びだと思っておりますので、ぜひその途中経過だったり、その表現する場である試合をたくさんの人に見て頂いて、色々な人に伝えて頂いて、サッカーを応援してくれる人たちがたくさん増えるように頑張らせたい」と語った。
浦和ユースは4月9日の開幕戦で昨年のプレミアリーグEAST、チャンピオンシップ優勝の青森山田高(青森)と、阪南大高は同9日にプレミアリーグWEST優勝のサンフレッチェ広島ユース(広島)と、そして米子北は同8日にヴィッセル神戸U-18(兵庫)、福岡U-18は同8日にガンバ大阪ユース(大阪)といずれもプレミアリーグWEST優勝歴を持つチームと初戦を戦う。
(取材・文 吉田太郎)
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