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[東京都1部L]序盤に攻撃力炸裂の國學院久我山が開幕2連勝!後半は東京武蔵野シティFC U-18に主導権握られるも屈せず

ゲキサカ / 2017年2月27日 2時16分

 國學院久我山は相手のプレッシャーをかわす判断からか、サイドや前線へ長めのボールを多用。ただし、清水監督が「サイドのパス交換はあったと思うんですけど、中を使ったパス交換というのが少なかった」と指摘したように、ボランチを経由するような攻撃が少なくなってしまい、なかなかリズムに乗ることができなかった。

 特に後半は我慢する時間の多かった國學院久我山だが、それでも1年時からゴールを守るGK平田周主将(2年)がゴール前で強さを発揮。平田は「去年から出ている選手が多くて、悔しい経験をピッチで経験していた選手が多かったので、今年はその経験とか悔しい思いをゲームでの粘り強さだったりとして表現していかないといけないと全員が感じていると思います。今年は後ろの粘り強さを強みにしていきたい。失点しなかったという部分でそれは出ていたと思います」と説明していたが、平田と同じく1年時から主軸の上加世田達也(2年)と中野英寿(2年)の両CBを中心としたDF陣がPAを攻略しようとする相手の前に立ちはだかった。東京武蔵野シティFCは後半アディショナルタイムに連続攻撃からPAやや外の10番MF中川海(2年)が右足ボレー。だが、クロスバーを叩いて直後に試合終了の瞬間を迎えた。

 東京武蔵野シティFCの杉浦監督は「攻撃も守備もやろうとしていたことは少しできたかなと思いますけれども、それが結果に結びつかなかったので」と無念の表情。一方の國學院久我山・清水監督は「あまりにもゲームコントロールができなかったというのはありますね」と指摘したが、「1年間ずっと自分たちの試合ができることはないと思っているので。苦しい試合が2節目に来たのかなと思っています」と悲観はしていなかった。

 昨年、國學院久我山はT1リーグで優勝した成立学園高と同勝ち点ながらも得失点差で2位。平田が「自分たちが支配出来ているわけでも、ゲームをコントロールできている感じもなかったので、あまりいいゲームではなかった」と振り返ったこの日のような内容の試合を続けるつもりはもちろんない。まだまだ少ない國學院久我山らしいポジショニングと状況判断の良さ、そして個性を選手たちは磨くこと。そしてこの日、苦しい展開でも勝ち切ったことを前向きに捉えて、次戦に臨む。

(取材・文 吉田太郎)

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