[東京都2部L]國學院久我山のセカンドチームが昨年インハイ出場の東海大高輪台に競り勝つ
ゲキサカ / 2017年2月27日 7時45分
[2.26 T2リーグ第2節 國學院久我山高B 2-1 東海大高輪台高 國學院大学たまプラーザキャンパスG]
26日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 東京2部(T2リーグ)第2節で國學院久我山高Bが東海大高輪台高に2-1で勝ち、開幕2連勝とした。
昨年、セカンドチームながらT2リーグを制した國學院久我山Bと、総体東京都予選で2位に食い込んで全国総体に出場している東海大高輪台との一戦。東海大高輪台は川島純一監督が「アスリート能力が高い。(最上級生になって、より)駆け引き、判断の部分をマジメにやっている」と評する注目MF小林陸玖(2年)らが出場したものの、主将のFW本多翔太郎(2年)がケガ、快足FW中込雅樹(1年)が東京都選抜のトレセンリーグ出場のために欠場するなど主力の半数を欠く陣容だった。
昨年からメンバーが大きく入れ替わり、チームの連係面、判断の質もまだまだという東海大高輪台に対して、國學院久我山はGK羽藤宏太朗(2年)や右SB山口隼介(2年)らアピールを狙う選手たちが先発。判断の部分などに課題を残すものの、FW松本雄太(2年)やMF小森祥吾(1年)、MF豊田歩(1年)がAチームの選手たちと遜色ない攻撃力を示すなど、東海大高輪台ゴールを襲い続けた。
東海大高輪台も小林、MF鈴木啓太(2年)のダブルボランチが、10番のテクニシャンMF田中航陽やFW影山尋哉(2年)、MF松永浩誉(2年)に絡む形でチャンス。後半は崩しの狙いがリンクしてゴール前にボールを運ぶ回数を増やした。だが國學院久我山の守りは堅く、1点を奪うことができない。
試合は後半39分に國學院久我山が先制する。右CKをファーサイドのMF秋山勇太(1年)が頭で折り返すと、最後は中央へ体ごと飛び込んだCB藤城竣哉(2年)が頭で押し込んで1-0。さらに43分には秋山が鮮やかな右足コントロールショットを決めて2-0と突き放した。
東海大高輪台も44分に小林のフィードを影山が頭で落とし、最後はパワープレーで前線に入っていたCB今井創一朗(2年)が右足で追撃ゴール。だが、47分に松永の右足ミドルがGK羽藤のファインセーブに阻まれるなど同点に追いつくことはできなかった。
東海大高輪台は敗れたものの、川島監督が「面白くなってくると思いますよ」というチームの連係、判断の向上に期待。一方、國學院久我山Bは強敵を破って勝ち点3を掴んだ。昨年はセカンドチームながらもT2リーグ制覇。AチームがT1リーグで2位に終わったことでT1リーグ昇格をすることができなかったが、今年も力がT2リーグ上位であることを示す勝利だ。
AチームのT1リーグ勝利後、ピッチサイドから応援していたGK平田周主将(2年)は「T2は他のチームはAチームで来ているけれど、それでも負けられないという思いはみんな持っていると思います。T1のメンバーも負けずに上のステージに上がるという思いを持っている」と相乗効果について語っていた。強豪のAチーム相手に力を磨くセカンドチームの奮闘も刺激に國學院久我山は個々、チームがレベルアップする。
(取材・文 吉田太郎)
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