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フクアリ凱旋の木山監督「勝てた試合」「我々の左サイドは湿っていた」

ゲキサカ / 2017年3月7日 11時7分

12年に千葉の指揮官を務めていた山形の木山隆之監督

[3.4 J2第2節 千葉1-1山形 フクアリ]

 J2第2節が4日に開催され、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉とモンテディオ山形が対戦した。劣勢の前半をスコアレスで折り返した山形は、後半8分にFW阪野豊史のゴールで先制。しかし、同15分に千葉のFW船山貴之にPKを決められ、1-1で引き分けた。2012年に千葉を率い、山形の新指揮官としてフクアリに帰還した木山隆之監督は、守勢の前半と攻勢の後半を「予想通りの試合」と振り返っている。

「大体予想通りというか、こういう試合になるんじゃないかなという予想は立てていました。正直言うと勝てたゲームだったと思うので、ちょっともったいないなと思う気持ちは残っていますけど、そこは次への課題として受け止めていきたいです。前半はジェフのゲームでしたが、ただ後半は我々のゲームになったんじゃないかなっていう気はしています。イコール、イーブンは仕方ないのかなとは思います」

 山形は前半の両サイドのバランスにやや偏りが見られた。突破力のある右ウイングバックのMF鈴木雄斗が積極的に攻撃シーンへ顔を出した一方で、前節の京都戦(2-1)で先制点をアシストした左のMF瀬川和樹は得意のクロスをほとんど繰り出せず。逆に千葉の右ウイングバックに入ったDF北爪健吾に対して後手を踏む場面も目立った。

 木山監督は「両サイドから行きたかったんですけど、左サイドは今日もうひとつ元気がなかった。力関係の中でおそらく(千葉の左WBホルヘ・)サリーナス選手っていうのは攻撃でいいものを持ってるけど、守備の危うさやスペースを空けてくれたりっていうのがあるのかなと。そこで推進力のある我々の右の方がちょっと勝っている」と分析。「逆に左の方はちょっといい状態で攻められなかった。両サイドから行きたかったんですけど、ちょっと左は今日…、冬とまではいかないけど湿った感じがしてもうちょっと頑張ってほしかったなと思います」と左右の偏りを独自の言い回しで表現した。

 後半に向けては「ポゼッションや立ち位置のところで2トップが縦になったり、(町田)也真人とか高橋(壱晟)のところが我々のボランチの横で受けることが多かった」という前半の千葉のビルドアップを受け、「前からプレッシャーをかけるよりも自分たちの陣形を縮めて、センターバックに持たれてもそんなに怖くないので、そこを閉じながら、相手の動きの量が減ってきた時にプレーの質が下がってくると思ったので、うまく引っ掛けてっていう形ができればなということは選手に伝えました」と守備で修正を施した。

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