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リバプールがレスター戦の完敗を払拭! アーセナルに3発快勝で暫定3位に浮上

ゲキサカ / 2017年3月5日 9時4分

サディオ・マネらのゴールでリバプールが快勝

[3.4 プレミアリーグ第27節 リバプール3-1アーセナル]

 プレミアリーグは4日、第27節を行った。アンフィールドではリバプールとアーセナルが対戦し、FWロベルト・フィルミーノの先制点などで、リバプールが3-1で勝利した。

 前節、指揮官解任のレスター・シティに1-3と完敗した5位リバプールは、スターティングメンバーを1人変更。MFルーカス・レイバに代えてDFラグナル・クラバンが先発起用された。対する4位アーセナルは、FWアレクシス・サンチェスがベンチスタートとなり、MFメスト・エジルが欠場となった。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を争う直接対決は、開始9分で動く。ゴールキックの流れから、PA右のMFサディオ・マネが送った鋭いクロスをゴール前のMFコウチーニョがスルー。ファーサイドでこれを受けたフィルミーノが右足で蹴り込み、リバプールが先制に成功した。

 約2週間ぶりの試合で、テンポの上がらないアーセナルを尻目にリバプールが一方的に攻め込む。前半28分、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムのパスをペナルティーアーク内で受けたコウチーニョが左足一閃。これはGKペトル・チェフに防がれるも、前半終了間際に追加点を挙げる。同40分、左サイドからMFジェームス・ミルナー、ワイナルドゥムと中央へつなぎ、フィルミーノのパスをPA右で受けたマネが右足シュートをゴール左隅に突き刺し、2-0。リバプールがリードして前半を折り返した。

 苦しい展開となったアーセナルは後半頭からMFフランシス・コクランに代えてサンチェスを投入。後半3分、左サイドのDFナチョ・モンレアルが上げたクロスをFWオリビエ・ジルがヘディングシュートもGKシモン・ミニョレのセーブに遭う。それでも、同12分、カウンターからサンチェスのスルーパスで抜け出したFWダニー・ウェルベックが左足でゴールネットを揺らし、1-2。アーセナルが1点差に詰め寄った。

 しかし、アーセナルの攻撃のギアがなかなか上がらず、アーセン・ベンゲル監督は後半29分にジルとウェルベックを下げて、FWセオ・ウォルコットとFWルカース・ペレスを投入。終盤に向けて前線にフレッシュな選手を送り込んだ。

 それでも、試合の主導権はリバプールにあった。後半31分、コウチーニョのFKからDFジョエル・マティプがヘディングシュートを放てば、同38分にもミルナーのFKからFWディボック・オリジが右ポスト直撃のヘディングシュートを浴びせていく。すると、アディショナルタイム1分、オリジの右クロスをワイナルドゥムが右足で合わせ、勝負あり。リバプールが3-1で勝利し、暫定3位に浮上した。

●プレミアリーグ2016-17特集

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