長谷部、ブンデス通算235試合出場で奥寺氏の記録を31年ぶりに更新も…チームは泥沼4連敗
ゲキサカ / 2017年3月6日 5時2分
[3.5 ブンデスリーガ第23節 フランクフルト1-2フライブルク]
ブンデスリーガは5日、第23節3日目を行い、MF長谷部誠の所蔵するフランクフルトはフライブルクと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。2月28日のDFBポカール(ドイツ国内杯)準々決勝ビーレフェルト戦(1-0)は発熱のため欠場した長谷部だが、この日は3バックのリベロで先発復帰。リーグ戦は16試合連続の先発となり、奥寺康彦氏が1986年に樹立した日本人最多出場記録を塗り替えるブンデスリーガ通算235試合出場を達成した。
先に試合を動かしたのはリーグ戦3連敗中のフランクフルトだった。前半11分、長谷部の横パスをDFマイケル・ヘクターがダイレクトで自陣から前線へロングパス。これに反応したFWアンテ・レビッチがDFと激しく競り合ったこぼれ球をFWブラニミール・フルゴタが拾って、PA内から冷静に左足で流し込んだ。
フランクフルトが4試合ぶりの得点で先制したが、フライブルクもすぐさま反撃を仕掛ける。前半25分、MFニコラス・ヘフラーのスルーパスが長谷部の横を抜けてFWフロリアン・ニーダーレヒナーに通ると、GKと1対1を迎えたニーダーレヒナーはGKルーカス・フラデツキーをかわして無人のゴールへ流し込み、1-1の同点に追いついた。
フランクフルトは前半32分、長谷部の左CKからファーサイドに走り込んだレビッチが頭で合わせ、ゴールネットを揺らすが、ゴール前でGKアレクサンダー・シュボロフの動きを妨害したMFミヤト・ガチノビッチのファウルを取られ、得点は認められない。長谷部の“幻のアシスト”で勝ち越しゴールとはならず、前半は1-1で折り返した。
すると後半14分にフライブルクが試合をひっくり返した。MFビンチェンゾ・グリフォがMFマイク・フランツとのワンツーからゴール前にスルーパス。またしてもノーマークになったニーダーレヒナーがGKとの1対1を制し、2-1と逆転に成功した。
フランクフルトは後半20分、DFタレブ・タワサに代わってMFアイメン・バルコックが入り、システムを4バックに変更。長谷部はそのまま4バックのセンターバックを務めた。両サイドをより攻撃的にシフトし、同点ゴールを目指すが、2点目が遠く、そのまま1-2で試合終了。リーグ戦は泥沼の4連敗となり、長谷部の記録的一戦を勝利で飾ることはできなかった。
●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ボルシアMGvsフランクフルトはドロー…板倉vs長谷部は実現せず【ブンデスリーガ】
超ワールドサッカー / 2024年5月12日 0時37分
-
ケインのドッペルパックでバイエルンがフランクフルトに競り勝つ、CLマドリー戦に弾み【ブンデスリーガ】
超ワールドサッカー / 2024年4月28日 0時30分
-
【ブンデスリーガ日本人選手】伊藤vs長谷部の日本人対決は伊藤のシュツットガルトに軍配! フライブルク堂安は今季7点目をマーク
超ワールドサッカー / 2024年4月15日 7時30分
-
堂安律がGKノーチャンスの圧巻ミドル弾! フライブルクを2試合ぶりの勝利に導く
ゲキサカ / 2024年4月15日 0時27分
-
伊藤フル出場のシュツットガルト、ギラシー&ウンダブ弾で長谷部先発のフランクフルトに快勝【ブンデスリーガ】
超ワールドサッカー / 2024年4月14日 3時28分
ランキング
-
1【ヤクルト】塩見泰隆、大けがで今季絶望...抜けた穴は誰が? ファンからは「激励メッセージ」殺到
J-CASTニュース / 2024年5月13日 15時7分
-
2ヌートバー 選球眼での打点で勝利に貢献 打率は14試合ぶり2割台に回復
日テレNEWS NNN / 2024年5月13日 11時32分
-
3清川栄治さん死去、62歳 広島、近鉄で救援投手として活躍
共同通信 / 2024年5月13日 11時52分
-
4落合博満氏が考えるパ・リーグ 6位・西武は「春先特有の投高打低が顕著」オリックスは「穴が大きい」も…
スポニチアネックス / 2024年5月13日 18時3分
-
5ダルビッシュ、日米通算199勝…ドジャース戦7回無失点で今季3勝目
読売新聞 / 2024年5月13日 7時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください