ペップは21歳MFサネに期待も、「自身のポテンシャルに気づいていないのは悲劇」

[3.5 プレミアリーグ第27節 サンダーランド0-2マンチェスター・C]

　プレミアリーグの第27節が6日に行われ、マンチェスター・シテイは敵地でサンダーランドに2-0で勝利した。とはいえ、首位のチェルシーとシティは勝ち点8差。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「チェルシーと差が開きすぎてしまったのは残念というしかない」と悔しさを滲ませる。『ESPN』がコメントを伝えた。

「私たちはシーズン開始から10連勝した。だが、そのときのプレーは今日のものとは違ったものだ」と言いつつも、「7か月や8か月、一緒にプレーしていればそれも普通のものだ。私たちは互いのことを以前よりもわかりあっている。選手たちも良くなってきているし、彼らも私のことを理解してきてくれている。プレーにはとても満足しているよ」と評価を下す。

　この日の試合では前半42分にFWセルヒオ・アグエロのゴールで先制。さらに後半14分にはMFダビド・シルバのスルーパスからMFリロイ・サネが決めての2-0での勝利だった。

　ペップは「とても速いし、裏をとれる選手だ。ああいう選手は世界を見渡してもあまりいない」とサネを賞賛。「だが、彼はまだ21歳だ。だから本当に良い選手になるためには依然として超えるべき壁がある」と指摘した。

「なぜこれが言えるかといえば、私が歴史上で最高の選手(FWリオネル・メッシ)を指揮したことがあるからだ。だからサネがもっと成長できると知っているんだよ」

「彼はもっとリラックスして、別の場所に行く必要がある。ピッチ場じゃなくてね。私たちは彼の手助けがしたいと思っている。これほどのポテンシャルをもっているのに、それに気づけていないのは悲劇だ」

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