J1開幕戦で5人抜き&ポスト直撃弾のMF森島司、PK獲得&ゴールでU-20W杯出場へアピール
ゲキサカ / 2017年3月24日 17時32分
[3.8 練習試合 U-20日本代表候補 2-0 FC東京 小平]
J1デビュー戦で5人抜きからポスト直撃弾を放っているMFが攻撃力でアピールした。MF森島司はサンフレッチェ広島で先発を務めているボランチやトップ下ではなく、U-20日本代表候補では左SHとしてプレー。それでも自分の持ち味であるギャップを突く動きやキープ力を発揮し、先制ゴールも決めた。
森島は序盤から運動量を増やして、ボールを受ける回数を増加。タッチライン際へ開いてボールを待つのではなく、再三左サイドから中央に潜り込んで、ボールを受ける、捌く動きを繰り返した。そして15分、U-20日本代表候補はMF伊藤洋輝(磐田U-18)を起点とした攻撃からFW岩崎悠人(京都)がスルーパス。DFのギャップを突く動きでPAへ抜け出した森島がGKをかわしに行ったところでファウルを受けてPKを獲得した。
「裏へ抜ける動きというのは意識していた。タイミング良くパスくれたんでそのまま決めたかったんですけど……」と森島。ボールタッチがやや乱れて抜ききれなかったことを反省したMFはPKを一度、FC東京GK廣末陸に止められてしまったものの、跳ね返りを落ち着いて右足でゴールへ押し込んで先制点を奪った。
この日は「自分の良さはギャップで受けて前向いてゴールに直結するパスだったり、大きな展開でチームのリズムを作っていくことだと思うんで、そういうところをしっかりやる」という持ち味に加えて、局面をブレイクするスプリント、判断良い動きでも勝利に貢献した。J1デビュー戦となった新潟戦では鮮やかな5人抜きからポスト直撃の左足シュート。「あんまり人抜いたりしないけれど、(Jリーグでも)意外とやってみたらできる」と語るように、パスに加えて、ギャップを突く動きやドリブル突破は今後も強みとなりそうだ。
競り合いで倒されたり、ボールを失うシーンがあったりしたことは反省点だが、内山篤監督はスペースを探す視野の広さなどを評価。課題を改善しながら、強みを発揮し続けてU-20W杯メンバー入りを目指す。左膝に全治5か月の重傷を負ったJデビューイヤーを乗り越えてJ1、U-20日本代表で好プレーを継続。森島は「まずJリーグでコンスタントに試合に出ることを意識していたら技術とか高くなると思う。チームで出ることを意識していきたい」。Jで自信を増しているMFがその自信をさらに深め、成長を遂げて、U-20W杯の切符を掴む。
(取材・文 吉田太郎)
●U-20W杯韓国2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
仙台ユースが山形ユースに3発逆転勝ち。プリンスリーグ東北で唯一無敗をキープし、首位浮上
ゲキサカ / 2024年4月30日 11時59分
-
安居海渡が今季初先発で初ゴール!! 浦和、6戦無敗の名古屋をホームで撃破
ゲキサカ / 2024年4月28日 18時11分
-
U23アジア杯4強は日本、インドネシア、ウズベキスタン、イラク! 日本はパリ五輪出場を懸けてイラクと対戦
ゲキサカ / 2024年4月27日 14時30分
-
玉田圭司新監督が求めることに対し、積極的にトライ。昌平が4-2で前橋育英に撃ち勝ち、初勝利を「プレゼント」
ゲキサカ / 2024年4月14日 0時6分
-
首位町田をねじ伏せた広島MF満田誠が払拭PKのトラウマ “小さな巨人”が見据える未来【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月10日 7時30分
ランキング
-
1【MLB】ロッテ・佐々木朗希は「ドジャースと契約しないかも」と米メディア報道
東スポWEB / 2024年5月7日 15時47分
-
2次は井上尚弥 vs 那須川天心!? 大橋会長が東京ドーム再進出に意欲 視聴者数は野球WBC超え
東スポWEB / 2024年5月7日 17時52分
-
3大谷翔平「絶対無理」遊撃できる?の質問に即答…でも本職ベッツからの意見は違っていて
スポーツ報知 / 2024年5月7日 12時17分
-
4【新体操】フェアリーJ主将の鈴木歩佳が涙「支えてくれた方々に恩返ししたい」 パリ五輪出場逃すも前向く
スポニチアネックス / 2024年5月7日 21時42分
-
5“圧倒的不利”を覆す大谷翔平の「2.6」 異質すぎる指名打者…WARの概念を変える2日間
Full-Count / 2024年5月7日 19時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください