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いわきFCのキーマン!10番MF平岡将豪「自分が引っ張っていく」

ゲキサカ / 2017年3月10日 12時30分

いわきFCに完全移籍、今季より10番を託されたMF平岡将豪

 株式会社ドーム(アンダーアーマー、DNS)の全面サポートを受けて強化を進めるいわきFCは、爆発的なスピードで進化を続けている。

 今季のチームで背番号10を任されたのは、昨年よりAC長野パルセイロからレンタル加入し、今季より完全移籍するMF平岡将豪だ。オフには複数の選択肢があった中で、いわきFCへの完全移籍を決断した。いわきFCのキーマンを直撃した。


―昨年6月にレンタルで加入してもうすぐ1年が経とうとしています。いわきでの生活には慣れましたか?
「だいぶ慣れましたね。最近の休みは引っ越し先を探したりとか、車を買い替えようかなと思っているので、車を探したり。楽しみながらの生活ができてきたかなと思います」

―いわきFCでは物流センター「ドームいわきベース」で働きながら、サッカーを続ける生活です。
「18歳で長野に入団した1年目もアマチュア契約だったので、(同じ契約だった)都並(優太)くんと一緒に陸送会社に週2で行って働いていました。その経験があるからか、こっちの生活も楽しんでできています」

―今季は長野から完全移籍を果たし、背番号も10番に変わりました。
「自分が引っ張っていく立場になるので、自覚を持ってやらないといけないなと思っています。今年は能力の高い新しい選手も入ってきて、いいレベルで競争する雰囲気があると思います。でも年齢は関係ないですし、期待に応えられるように頑張りたいです」

―福岡県出身の平岡選手ですが、中学から福島県のJFAアカデミー福島で過ごしました。福島県には特別な思いがあると思います。
「3年間やってきた土地ということはもちろんあります。いわきを東北一の都市にするという目標に貢献できれば恩返しになると思っています」

―東日本大震災の経験が思いを強くしているのではないですか?
「震災当日の記憶も鮮明に残っています。ちょうどその日は(中学校の)卒業式だったんですけど、(地震の瞬間は)僕は(学校より海に近い)いわき中央病院にいました。だから津波を間近で見てるんです。すぐに中学校のある高台に戻ったんですけど、横の駅まで水が来ていた。これどうなるんだろうという不安があったことを覚えています」

―高校3年間を静岡県で過ごすなど、大きく影響を受けた世代です。
「柏レイソルにいる小池龍太、清水エスパルスの金子翔太、湘南ベルマーレに戻った安東輝が同期生でした。みんな伸びている。一緒のチームでできたらいいねとは話しているけど、まずはそれぞれが結果を出していければいい。みんな頑張っているので、僕も負けられないなと思っています」

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