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[東京都1部L]選手権予選決勝の再戦、帝京vs駒澤大高はスコアレスドローに

ゲキサカ / 2017年3月10日 23時52分

 21分には中村がクロスのこぼれ球を拾って右足シュートを放つが、帝京GK白井貴之(2年)が阻止。互いに勝ち点3を目指した終盤は攻撃のギアを上がり、ゴール前のシーンが増えた。帝京は相手DFラインのギャップへボールを動かし、佐々木が連続シュート。駒大高は3連続CKでゴールを破ろうとしたほか、FW菅原弦人(2年)やFW秋元樹(2年)が抜け出して決定機を迎える。だが帝京の粘り強い守りの前に1点を奪うことができないまま試合終了。両チームともに意識していた守備の部分ではゼロで終えたものの、ゴール前のパワーや精度を欠いてスコアレスドローとなった。

 駒大高の大野監督は「初めてゼロで抑えていたので。そこはウチの伝統的なところなので、ここ2戦2点取られて、2点取られてだったので気にはしていた」。公務のため、指揮官がなかなかチームを見ることが出来ていない中、この日は無失点に抑えることができた。4日の実践学園高戦(0-2で敗戦)に比べると、戦う部分や局面の攻防で上回る部分など発揮できていなかった“駒大らしさ”を発揮していた印象だが、それでも米谷は「自分達はビデオミーティングして戦えていないと再確認して臨んだんですけど、最後決めきれなかったり、駒大らしくないと感じていますね」と厳しかった。

 一方、帝京は4月までを強化期間と捉えて、選手達をトレーニングや連戦で追い込んでいるという中でのドロー。日比監督は「ゼロで抑えたことは良かったかな。でも残り15分切ったところで1点取らないといけない」と語り、菅原も「今回はゼロで守りきったことが1番大きいと思います。守備はちょっと練習してきたので前回より良かった。ラインのコントロールとかしっかり跳ね返すところとかは良かったと思います」と守備については及第点を与えていたが、「勝ち点3で終わりたかった」と悔しがった。今後へ向けて前向きな部分もあったが、勝機を活かせなかった両校。駒大高は1勝1分1敗、帝京は1分1敗となった。

(取材・文 吉田太郎)

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