[アンブロGACH1-TR]新1年生主体のG大阪ユースBが3発快勝!東海学園は今後へ向けて収穫の敗戦
ゲキサカ / 2017年3月13日 9時53分
[3.12 アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ G大阪ユースB 3-0 東海学園高 J-GREEN堺]
フットボールと「ガチ」で向き合うユース年代のプレーヤーたちが、自身とチームの成長を目指す第3回「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」の大阪大会が12日、J-GREEN堺で開催された。大会2日目となったこの日は、前日に行ったグループリーグを1位通過した4チームによるトーナメントを実施。準決勝でガンバ大阪ユースBと東海学園高が対戦した。
将来が楽しみな若き戦士たちが年上相手に早くも躍動した。G大阪は今大会、AとBの2チームが大会に参加。Bチームは中学を卒業したばかりの新1年生主体のチームながらも、前日は2試合で計12得点を奪い、1位トーナメントの準決勝へと進んだ。敗戦
この日も開始から高い攻撃力を発揮し、前半4分には後方からの浮き球にFW永山周平(新2年)がPA左で反応するとゴール前に送ったパスをFW大谷優斗(新1年)がダイレクトで合わせた。このシュートは並走したDFに当たってCKとなったが、13分にも再び大谷に見せ場が到来。スルーパスからPAへ抜け出すと、GKとの1対1を冷静に決めてスコアを動かした。先制点を許した東海学園も時間経過と共に、DF森悠太(新3年)と中川智貴(新3年)のCBコンビを起点にボールを動かして好機を演出。機を見て縦パスも効果的に織り交ぜて見せ場を作ったが、「最後の決定力がなかった」と森が悔んだように同点弾が生まれないまま前半を終えた。
後半立ち上がり、G大阪は前半から大幅にメンバーを替えた東海学園の隙を突き、入ったばかりのMF高橋直也(新1年)がロングシュートを決めて加点。14分にはDFラインでのボール回しを相手に奪われて肝を冷やす場面も見られたが、相手のミスにも助けられて何とか無失点を維持すると、試合終了間際にはMF久保勇大(新1年)がダメ押しとなる3点目を決めてタイムアップを迎えた。
0-3で敗れた東海学園ではあったが、「BチームとはいえG大阪相手でもウチが落ち着いてボールを握ることができたのは収穫」と鶴田道弘監督は前を向く。2月に行われた新人戦は様々な選手を起用しながら「量よりも質」(鶴田監督)に拘り、勢いのある攻撃を仕掛けた。今大会は次の段階に移行し、勢いと質を備えた攻撃を志向して一定の手応えを掴んだ。森も「球際の部分や相手に厳しく行くプレーを目標にやってきた。それをある程度やれたかなと思う」と収穫を口にする。
また、鶴田監督が「ちょっとした質の違いが出た。ボール1個分の質など基本の部分がもうちょっと上がってこれば、良くなると思う」と口にしたように、メンバーを入れ替えながらも選手それぞれが“ガチ”で相手に挑んだからこそ、課題が出たことも収穫だろう。「チームとしても個人としても成長して、勝ち続けるチームになりたい」(森)という目標に向けて、東海学園が実り多き2日間を過ごしたことは確かだ。
(取材・文 森田将義)
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