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左すね6針縫合も長谷部は“心配なし”ハリル「彼なしのチームは考えられない」

ゲキサカ / 2017年3月16日 20時7分

11日のバイエルン戦で左すねを負傷し、病院で6針縫合していたMF長谷部誠

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は16日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、23日のW杯アジア最終予選・UAE戦(アルアイン)、28日の同タイ戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー25人を発表。フランクフルトに所属するMF長谷部誠も選出され、指揮官は「非常に強い我々のキャプテン。彼なしのチームは考えられない」と絶大な信頼を寄せた。
 
 長谷部は11日に行われたブンデスリーガ第24節バイエルン戦(0-3)で左すねを負傷。MFトーマス・ミュラーが放ったループシュートのカバーに戻り、ゴールラインぎりぎりでクリアしたが、勢い余ってゴールポストに左すねを強打。病院で6針縫合していたことを自身のインスタグラム(@makoto_hasebe_official)で報告した上で、大事に至らなかったことを強調していた。

 ドイツ『キッカー』によると、フランクフルトのニコ・コバチ監督は「彼については特に心配なんてしていない。このチームで最も状態のいい選手の一人だし、数日の休暇が悪く影響するようなことはない」と言い切っており、問題はないようだ。

 18日にはハンブルガーSV戦を控えている。前回対戦では初めてリベロとして起用されたが、試合途中のシステム変更に対応する形だった。4バックを採用すれば、長谷部は本職であるボランチとしてチームに安定感をもたらすことが期待される。

 ハンブルガーSV戦後には、W杯アジア最終予選に臨む日本代表に合流する。同じ守備的MFとして、今回は1歳年上にあたる34歳のMF今野泰幸(G大阪)が経験値を買われ、ハリルジャパンに初招集されるサプライズがあった。アウェー大一番となるUAE戦(アルアイン)へ。不動のキャプテンにとっても、10年南アフリカW杯、14年ブラジルW杯と2度の大舞台を共にした頼もしいベテラン戦士の存在は心強いはずだ。

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