マタがボール奪取から決勝点! マンUがロストフに辛勝でEL8強入り
ゲキサカ / 2017年3月17日 7時1分
[3.16 EL決勝T2回戦第2戦 マンチェスター・U 1-0 ロストフ]
ヨーロッパリーグ(EL)は16日、決勝トーナメント2回戦第2戦を行った。オールド・トラッフォードでは、第1戦で1-1と引き分けたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とロストフ(ロシア)が対戦し、1-0でユナイテッドが勝利。2試合合計2-1とし、8強入りを決めた。なお、準々決勝の組み合わせ抽選は17日に行われる。
敵地での第1戦を1-1で終えたユナイテッドは、前回対戦からメンバーを3人変更。13日のFA杯チェルシー戦から5人を代え、第1戦は出場停止だったDFエリック・バイリーやMFフアン・マタ、MFダレイ・ブリントらがスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は地力に勝るユナイテッドが高い位置からのチェイシング、DFクリス・スモーリングを中央に置いた3バックが機能し、立ち上がりから主導権を握る。最初のチャンスは前半5分、ブリントの左CKからDFマルコス・ロホが合わせたヘディングシュートはGKニキータ・メドベデフに止められ、セカンドボールにFWズラタン・イブラヒモビッチが詰めたが、これもGKメドベデフに対応された。
試合を優勢に進めるユナイテッドは、立て続けにマタが決定機を創出する。前半16分、右サイドのハーフェーライン付近でパスカットしたマタがすかさず相手の裏へロングフィード。これに反応したイブラヒモビッチが飛び出したGKをかわすも、角度がなくなり、左足シュートは戻ったGKに当たって枠を外れる。同30分には、MFアントニオ・バレンシアのボール奪取からイブラヒモビッチが丁寧に落とし、マタがダイレクトスルーパス。抜け出したMFヘンリク・ムヒタリアンが右足ループを放つもわずかに左に外れ、絶好のチャンスを逃した。
前半34分、マタの浮き球パスをPA左で受けたイブラヒモビッチは、中央にムヒタリアンがいたがシュートを選択。決まったかに思われたが、強烈なシュートは右ポストに嫌われる。同アディショナルタイム1分には、ブリントの鋭いくさびのパスをイブラヒモビッチが落とし、ペナルティーアーク内からMFポール・ポグバが左足一閃。これはGKメドベデフのセーブに遭い、直後に前半終了のホイッスルが鳴り響いた。
前半は相手のシュートを1本に抑え、圧倒的な攻撃を見せていたユナイテッドだが、スコアレスで折り返すと、後半開始早々にアクシデントが襲う。同1分、ボールを追いかけたポグバが右足の腿裏あたりを痛め、MFマルアン・フェライニとの交代を余儀なくされた。すると、同9分にMFクリスティアン・ノボアのパスからFWサルダル・アズムンの左足シュートを浴びたが、GKセルヒオ・ロメロが弾き出し、難を逃れた。
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