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[サニックス杯]広島ユースが退場者出した市立船橋を撃破!好機逸すも、「全体」で守って得点許さず

ゲキサカ / 2017年3月17日 23時8分

 広島は市立船橋のカウンターを受ける機会が幾度かあったが、DF里岡龍斗や大越寛人、渡部らそれぞれが責任感を持って阻止。追加点こそ奪うことはできなかったものの、決定打を打たれることなく1-0で競り勝った。広島の沢田監督は「危機感を共有できたのは大切。敬介の存在感やビッグセーブだけでなく全体で守る。それが2年生も出てきた」と語っていたが、チームはU-20日本代表の注目守護神であるGK大迫敬介のビッグセーブに助けられることなく、完封勝利。主将の明比は「最後の方、難しくなった中でチーム全体で声出してゼロで抑えたのはいいと思う。でも、もっと上に行くために、強いチームになるために、もう一点取れるようになりたい」。全員で守り勝ったことを喜ぶ一方で、より強いチームになるための課題を指摘していた。
 
 下級生時からの主力が多く残った今年、広島は周囲からの評価高いが、簡単に勝つことができるとは考えていない。年代別日本代表やU-18Jリーグ選抜の選手が不在だった2月の練習試合で鳥栖U-18に1-6で敗戦。それだけに選手達は気を緩めること無く、日常から意識高く成長を目指している。沢田監督は昨年からさらに積み重ねる部分として「一番はアグレッシブに行きながらとか、そういうことを一つ一つやっていきたい。アグレッシブな中でも入れ替わらないとか、カバーできるとか、独りだけでやらせない、そういう点を繋げていきながらも、個のレベルを頭も含めてやらないといけないと思っていますね。そのためにもこういう試合とか練習が大切。今日も緊張感あるいい試合で、こういう試合を続けたい。危ない場面もあったけれど、あそこで(無失点のまま)終わり切らすとかが大切。そこができることが一番いい練習ですし、そこが増やせるように努力していきたいですね」と語った。

 明比は「(チームとしては)優勝とか先のことはあまり考えないで、目先の一試合一試合を集中してできるかが大事。(プレミアリーグは優勝候補に挙げられているが)下手したら降格もあると思う。目の前の試合を大事にしていきたい」と語った一方で「トップに行きたいという気持ちがある。このチームに来たのは日本一になりたいとかではなく、プロになることが一番だと思うのでこのチームで勝っていくことも大事だけど、個人として上に行けるように意識してやっていきたい」と目標を掲げたように、各選手にとって第一目標はトップチーム昇格。それを実現するためにそれぞれが他のチーム以上にトレーニング、試合を通して成長し、チームも強くする。

(取材・文 吉田太郎)

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