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[サニックス杯]代表、U-23組不在も個々が「好感度高い」全力プレー!FC東京U-18が前橋育英にPK戦勝利!

ゲキサカ / 2017年3月18日 9時22分

 70分間を同点のまま終わればGroup首位の決まるFC東京は、タイミング良く抜け出したFW吹野竜司がシュートを見舞うなど次の1点を狙いつつ、落ち着いて試合をコントロールする。前橋育英は山田監督が「もっともっとシュートの精度を上げていかないと」という課題の出る試合となり、1-1のまま70分間を終了。直後のPK戦ではGK大本が2人目と4人目を見事に止めてFC東京が4-2で勝利した。

 FC東京はチャンスを得た選手たちが期待に応える形で勝利。佐藤監督は「一生懸命、必死にボールに食らいつくとか、自分の良さを出すとか、好感度が高い、高校生らしいいいプレーを見せてくれたと思います。本当に今度(代表、U-23組がいる中でも)絡んで来るのかなと思った選手もいましたし、高い集中力で張りのあるゲームもできるんだなという選手もいました」と収穫の多い試合を喜んでいた。

 昨年に続き、今年もプレミアリーグや東京都1部リーグを戦うと同時に、U-23チームの一員としてJ3を戦う選手もいるという厳しいスケジュールの中での1年となる。その中で佐藤監督は「まさにさっき一緒にやっていた選手が明日J3で活躍するかもしれない。それが当たり前の環境になっていることは凄いことだと思う」。各選手達が高校生でJ3を経験できる可能性を感じながらの日々。それが個々の意識を高めていることは間違いない。

 チームとしては昨年の2冠を越える3冠獲得が目標だ。篠原は「まずは目標として掲げているのは3冠というところなので、3冠取るためには何をしなければいけないのかという逆算の下、球際とか、ハードワークという幹となる部分はブラさずに、今年はサイドの攻撃が特長だったりするのでそういう色を出していきたい。去年(課題として)思ったのは立ち上がりのところ。後手を取らずに先手を取ることは意識していきたい」と誓っていた。

 一方、敗れた前橋育英はCB角田涼太朗やCB松田陸、左SB渡邊泰基、右SB後藤田、FW飯島、MF田部井悠、そして新主将のMF田部井涼と全国高校選手権決勝を経験した7選手を残す期待の世代。だが、その決勝では決定機を活かせず、逆に青森山田高にシュート8本で5得点を奪われて敗れた。山田耕介監督は「(悔しさを)すぐに忘れてしまう。『青森山田に5点ぶっこまれたこと忘れているのかよ』と、言っている。それを言い続けていく」。この時期としてはレベルの高いチームになっているが、そこから少しでも力を積み上げて、突き詰めていかなければならない。まだまだ甘さのあったというここまでから変わって、より強いチームとなって本格的なシーズン開幕を迎える。

(取材・文 吉田太郎)

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