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鵬翔FW宇津元が「NIKE LETHAL FINISHER」参加で芽生えた思い…フィニッシャーとして“仲間”と次のステージへ

ゲキサカ / 2017年3月18日 12時15分

 また、久保氏はこの日のトレーニングを通じて、鵬翔の選手たちだけでなく、日本サッカーの未来を担う選手たちにトラップのレベルアップを求めた。「ボール1個分ズレたら、その分(次のプレーが)遅れる。トラップで自分のボールにならないと顔も上がらないし、イメージも沸かない。焦りが先にきて後手になる。サッカーを楽しくやろうと思ったらトラップ。イメージを沸かせろと言っても、自分のボールになっていなければ意味がない。自分の思うところに止められるようにならないといけない」。

 ここまでの3日間のトレーニングで、相手を背負ってボールをおさめる部分が一番成長したと語る宇津元は、チームの協力もあって『LETHAL FINISHER MASTERCLASS』に1人で参加していた。だが、このことでチームメイトの大切さ、チームとしてもより完成度を高めたいという気持ちが強くなった。「パサーとのタイミングが一番重要だと思います。点を取るためには、そのタイミングだったり、コミュニケーションをしっかりとって合わせていきたいです。また、自分が1人で(『LETHAL FINISHER MASTERCLASS』に)行ったからこそ、全てを伝えることは難しいですけど、もっとチームメイトにどういう風にしたらいいのかを教えてあげないといけないと思っています。そういうところでも成長したかなと思います」と精神面での成長もあったと話す。

 また、チームへの思いが強くなるにつれ、フィニッシャーとしての意識も高くなってきたという。「自分が攻撃の中心にならないといけない。点を絶対に決めるという自覚をもって、試合に臨んでいければ、自分がチームを勝たせてあげられると思います。点を取るということも、もっと意識してやっていきたい」。Jリーグや国際舞台でゴールを量産してきた選手たちや、Jリーグを代表する指揮官とのトレーニングによって、突き抜けたフィニッシャーになるための要素を学んだ。3日間と短かったかもしれない。だが、『LETHAL FINISHER MASTERCLASS』で掴んだ感覚は決して無駄にはしない。チームを勝たせるフィニッシャーになって、目標のプロというステージに近づいてみせる。

(取材・文 清水祐一)

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