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アーセナル散々…サンチェスの同点弾もWBAに3失点で完敗、チェフが負傷交代

ゲキサカ / 2017年3月19日 0時1分

アーセナルはWBAの3発に沈んだ

[3.18 プレミアリーグ第29節 WBA 3-1 アーセナル]

 プレミアリーグは18日、第29節を行った。アーセナルは敵地でWBAと対戦し、1-3で敗れた。

 11日のFA杯リンカーン戦で公式戦の連敗をストップさせたアーセナル。巻き返しを図る今節は、リンカーン戦から2人を変更し、DFキーラン・ギブスに代わってDFナチョ・モンレアルが左サイドバックに入り、FWオリビエ・ジルに代わってFWダニー・ウェルベックが1トップに入った。MFメスト・エジルがベンチ外となっている。

 立ち上がりからボールを保持するアーセナルは、両サイドバックが高い位置を取り、自陣深くに下がって守る相手を引き釣りだそうとする。しかし、前半12分にカウンターを受けると、MFジェームス・マクレインの右足ミドルシュートはGKペトル・チェフが弾き出したが、これで与えたCKから先制点を許してしまう。MFナセル・シャドリの左CKからゴール前に勢いよく飛び込んだDFクレイグ・ドーソンが頭で押し込み、WBAが先制した。

 いきなり失点したアーセナルだが、頼れるエースがすぐさま試合を振り出しに戻す。前半15分、MFグラニト・ジャカの浮き球パスをPA中央左で受けたFWアレクシス・サンチェスが冷静に相手をかわして右足シュート。クロスバーの下を叩いてそのままゴールに吸い込まれ、1-1。しかし、同38分にアーセナルにアクシデント。脹脛あたりを痛めたGKチェフがプレー続行不可能となり、GKダビド・オスピナが投入した。

 1-1で迎えた後半、ホームのWBAが良い入りを見せ、同9分にFWサロモン・ロンドンを下げてFWハル・ロブソン・カヌを投入すると、この交代策が奏功する。同10分、シャドリの浮き球パスに反応したマクレーンがGKオスピナとDFエクトル・ベジェリンの交錯を誘い、こぼれたボールをカヌが左足で流し込み、2-1とWBAが勝ち越しに成功した。

 再び追う展開となったアーセナルは後半20分にFWセオ・ウォルコットに代えたジルを投入。直後にジャカのCKからウェルベックが決定的なヘディングシュートを放つも、クロスバーを叩いた。すると、同30分にCKを与えると、マクレインのインスイングのボールをドーソンがヘディングで合わせ、痛恨の3失点目。同33分にはサンチェスを下げてFWアレックス・イウォビを入れたが機能せず、試合はそのまま1-3で終了。アーセナルは今季3度目のリーグ戦2連敗を喫した。

●プレミアリーグ2016-17特集

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