東京Vが井林&アランの2戦連続“アベック弾”で3連勝! 攻撃沈黙の山口は3連敗
ゲキサカ / 2017年3月19日 19時14分
[3.19 J2第4節 山口0-2東京V 維新公園]
東京ヴェルディが敵地でレノファ山口FCを2-0で下し、3連勝を飾った。
山口は前節・大分戦(0-2)からスタメンを1人変更。システムは従来の4-2-3-1で、センターバックをDF渡辺広大からDF宮城雅史に入れ替えた。一方、好調の東京Vは2連勝を収めた第2節・大分戦(1-0)、第3節・水戸戦(4-0)から3試合連続で同じ先発メンバー。開幕から採用する3-4-2-1の布陣で臨んだ。
立ち上がりはホームの山口がコンパクトな守備から攻撃に移行し、1トップのFW岸田和人を中心に相手ゴールへ迫る。しかし、東京Vは慌てずに対応し、前半19分にセットプレーから先制に成功した。
MF安在和樹の左クロスが阻まれ、左CKを獲得。キッカーのFW高木善朗が右足で速いボールを蹴り込むと、ニアのFWアラン・ピニェイロがヘッドで流し、ファーから飛び込んだDF井林章が右の足裏で合わせる。ニアから素早く移動したGK山田元気に左手で触られるも、そのボールがゴール右隅のサイドネットを揺らし、先制弾を奪取。井林にとっては2試合連続となる今季2ゴール目となった。
ビハインドの山口は前半24分にアクシデント。左サイドでキープを図ったMF三幸秀稔が後ろからアランに蹴られ、左膝を負傷する。自分で歩いてピッチの外に出たが、そのまま同27分にMF和田昌士との交代を余儀なくされた。横浜FMから今季期限付き移籍した19歳の和田は、これが移籍後初出場。MF小塚和季が三幸のいたボランチに下がり、和田はトップ下に入った。
東京Vは後半に入っても流れを渡さない。両サイドから相手を攻め立てると、後半27分には高木大が右サイドの高い位置から繰り出したロングスローがファーに流れ、PA手前左の安在が左足でボールの芯をとらえる。だが、体重の乗った弾丸シュートはクロスバーに嫌われた。
それでも後半33分、ドリブルでPA内右に持ち込んだアランが宮城に倒され、PKを獲得する。自らキッカーを務めたアランが右足でゴール右を狙ったシュートを放つと、GK山田に方向を読まれるが、左手を弾き飛ばしたボールがネットを揺らした。
アランは3試合連続となる今季3得点目を記録するとともに、キャプテンの井林と2試合連続の“アベック弾”も達成。東京Vは2点のリードを奪った後も守備の集中が途切れず、相手のシュート数をわずか3本に抑えて完封に成功した。一方、山口は持ち味の攻撃力を発揮し切れず、3連敗。チームの勢いの差を見せつけられる格好となった。
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