代表落選の小林祐希が出色プレーも…首位フェイエの“洗礼”受ける

　フェイエノールトは後半11分、右クロスの流れからファーにこぼれたボールをFWニコライ・ヨルゲンセンが押し込み、同点ゴールを奪取。その後も守備でばたつき始めたヘーレンフェーンに対し、容赦なく畳み掛ける。

　前半に負ったダメージの影響も多少あったのか、ヘーレンフェーンは後半19分、それまで攻撃で効いていた小林を下げ、MFユネス・ナムリを投入。小林にとっては、デビュー戦となった昨年9月10日の第5節トゥエンテ戦(3-1)での「後半17分」に次ぐ早さでの交代となった。

　勢いの止まらないフェイエノールトは後半25分、ついに逆転に成功する。右サイドからFWスティーブン・ベルハイスがロングパスを送り、PA手前左で受けたMFトニー・ビリェナが難なくボックス内に進入。左足の強烈なシュートをゴール右隅に突き刺し、ゲームを引っくり返した。

　追いかける展開となったヘーレンフェーンは前線の個人技を生かして何度かチャンスを迎えたが、どれも単発に終わり、ペースを取り戻せないまま1-2で試合終了。今季わずか2敗の首位フェイエノールトに底力を見せつけられ、2連敗を喫した。

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