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[新人戦]「全国で勝つチーム」へ!岡山学芸館がプレミア勢の米子北を3-0撃破!:中国

ゲキサカ / 2017年3月20日 6時18分

前半6分、岡山学芸館高はMF前田光輝が左足で決めて2-0

[3.19 中国高校新人大会準々決勝 米子北高 0-3 岡山学芸館高 広島スタジアム]

 第9回中国高校サッカー新人大会は19日、準々決勝と準決勝を行った。16年プリンスリーグ中国優勝の米子北高(鳥取1)と同3位の岡山学芸館高(岡山1)との準々決勝は、岡山学芸館が3-0で快勝。岡山学芸館は瀬戸内高(広島2)との準決勝も突破して20日の決勝(対立正大淞南高)へ進出した。

 今年プレミアリーグWESTへ昇格する米子北を岡山学芸館が沈めた。高原良明監督が「ファーストアクションで負けないことと、次のセカンドボールの奪取率で相手を上回るというところで選手達が良く頑張ってくれた」と振り返ったように、岡山学芸館は立ち上がりからアグレッシブなサッカーを展開して強敵を上回る。

 6分、注目MF池平直樹(新3年)のサイドチェンジからMF前田光輝(新2年)が左クロス。FW永田一真(新2年)とFW川西真斗(新3年)が中央でDFを引きつけ、その外側から飛び出してきたMF栗元温海(新2年)が1タッチで先制ゴールを決めた。岡山学芸館は15分にもこの日存在感ある動きを見せたMF浅野達郎(新3年)の右アーリークロスにファーサイドから前田が走り込んで胸コントロール。DFの前に出た前田がそのまま左足で2点目を奪った。

「ファースト(ディフェンスが)行けていないから裏にも出されるし、チャレ&カバーも明確にならない」と中村真吾監督が指摘した米子北に対し、岡山学芸館は前線で献身的な動きを見せる川西、永田が相手の最終ラインやGKにプレッシャーをかけ続けて米子北との差を作り出していた。そしてゲームをコントロールする池平が1タッチのパスや大きな展開のパスを使い分けて浅野、前田の強力な両翼に配球。最終ラインでは180cmCB川脇優(新3年)が高さを発揮するなど自分達のペースで試合を進めていた。

 一方、米子北は18分にFW城市太志(新3年)とのパス交換からFW高橋諒(新2年)がフィニッシュ。33分には城市が相手GKのキックをチャージしてチャンスを迎えるがいずれも得点に結びつけることができない。時間が経つにつれて注目司令塔・MF佐野海舟(新2年)の落ち着いたボールコントロールや1タッチパスが光り出し、左MF坂田二千翔(新3年)の縦突破や高橋のDF間でボールを受ける動きなどからチャンスの数を増やしたが、後半立ち上がりに3点目を失ってしまう。

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