1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

かつての仲間の背を追って…桐光学園出身ルーキー、立命館大FW鈴木太我がデビュー戦で決勝点!

ゲキサカ / 2017年3月23日 15時21分

 鈴木はこの日が大学で初の公式戦。「何事も第一印象が大事。大学サッカーも入学前の2月、3月の出来が4年間を左右すると思っていた」という意気込みをゴールという結果で表現してみせた。桐光学園時代は点取り屋として期待され、3年生だった昨季はFW小川航基(磐田)の後釜として、9番を託された。しかし、「何もできない一年だった。結果が大事だと思っていたのに、点が奪えず焦ってしまい持ち味が出せなかった」ために、夏以降はスタメンの座を失った。

 チームとしても、ターゲットにしていたプレミアリーグ参入戦と選手権で結果を残せず。「ちゃんとした過程を積んできたつもりだったけど、結果が出せなかったら意味がないと気付かされた」。チームメイトの活躍も彼のハートに火をつけ、「同級生のDFタビナス・ジェファーソン(磐田)、GK茂木秀(C大阪)や、高校選抜に入ったMF鳥海芳樹など成功している選手を身近に見てきて、悔しい想いしかしていない」と口にする。

 彼らに追いつき、追い越すためには大学で大暴れするしかない。「ゴールでしか自分の存在意義を証明できない。今は1年目なのでプレッシャーはなく、『やってやろう』とか、『皆を驚かせよう』と思っていた」という意気込みを体現する活躍をみせたが浮かれた様子は見られない。

「ベンチに入って嬉しい気持ちはあったけど、周りを見ればプロに進んだ選手や、(鳥海)芳樹が高校選抜に入っていたので、浮かれていちゃいけない。試合に出て結果を残し、自分のポジションを掴んでやっとアイツらの背中が見えるはず」。デビュー戦のみの一発屋で終わることなく、得点を積み重ねることで、不動の座を狙っていく。

(取材・文 森田将義)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください