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【動画】流通経済大のメソッドとは?クロスからのゴールを奪う為のシュート精度向上、テニスボールを使ったインパクトトレーニング

ゲキサカ / 2017年3月24日 18時26分

 大平コーチが手でトスをし、テニスボールを蹴らせてみると、上へ打ち上げてしまい、なかなかボールは枠内へ飛ばない。違和感を感じたコーチがジャーメインにリフティングをさせてみたところ、難なくクリア。では、なぜシュートはできないのか。思い立って股関節をチェックしてみたところ、可動域が狭く、まったく開けていなかった。リフティングをインサイドでやらせてみると、「案の定できず。面をつくれていないからボールがあっちこっちに散っていた」。問題は股関節の硬さにあったのだ。

 一つひとつ原因を解明し、インサイドでのリフティングができるようになると、股関節の可動域も広がり、しっかりと面も作れるようになっていった。練習開始当初は枠を捉えることもままならなかったが、徐々にゴール内に設置したベンチにも当たるようになった。

 ジャーメインは「ポイントとしてはしっかりとボールを見るというのと、普通のサッカーボールより小さいので足の芯で当てないといけない。それを意識してやっています」と言う。このトレーニングを行うことで「普段の練習のときから、サイドからボールが来たときに身体を被せて足の芯に当てるというのを意識している。そのおかげで、他の選手よりボールが上に浮かなくなりました」と手応えを語る。

 流通経済大にはSB小池裕太(2年=新潟ユース)やMF久保和己(2年=流通経済大柏高)、MF池田紘大(2年=旭川実高)といったライナー性のクロスが持ち味の選手がいる。彼らのパスを“アシスト”にするためにもトレーニングを続けていく。新たなる武器を見につけたジャーメインが流通経済大の最前線で輝きを放つ日は近い未来にやってくる。

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