「オカちゃんが見えちゃって」好機にパス選択の原口、最終予選5戦連発はならず
ゲキサカ / 2017年3月24日 7時1分
悔しくないわけがない。ただ、自分でも少し不思議だったようだ。W杯アジア最終予選4戦連発中だったFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)は得点を奪えず、記録更新となる5試合連続ゴールはならなかった。
シュートチャンスは少なかった。原口の左サイドには、UAEのキーマンであるMFオマル・アブドゥルラフマンがいた。「左はオマルがいるので守備的にやって、(攻撃は)右から行ってクロスに飛び込むイメージだった」。我慢の時間が続くのは想定内。「アウェーだし、最初は守備から行こうと。失点しなければ、点は取れると思っていた」。前半14分に右サイドの崩しからFW久保裕也が先制点。この1点で楽になった。
「(久保)裕也が先制点を取ってくれたので、僕らはスムーズに試合を運べた」。前半45分には左サイドの素早いリスタートから原口がドリブルで中に切れ込み、右足でミドルシュート。鋭いひと振りだったが、わずかにゴール左へ外れた。
後半6分にMF今野泰幸の追加点で2-0とリードを広げると、原口に好機が訪れたのは後半43分だった。相手PA近くでFW本田圭佑がボールをキープし、原口にスイッチ。ゴール中央からシュートコースもあるように見えたが、原口はパスを選択し、右に流すと、FW岡崎慎司のシュートはゴール左に外れた。
思わず頭を抱えて悔しがった原口だが、試合後にこのシーンを振り返り、「オカちゃん(岡崎)が見えちゃって。珍しいけど。あそこで(自分で)シュートを打たないのは」と、思わず首を傾げた。「自分の感覚的にはあれが正解だった」。より得点の確率が高いほうを選んだだけ。そう自分に言い聞かせるように話したが、「点を取りたかったから、打っても良かったんだけど」と本音も漏らしていた。
(取材・文 西山紘平)
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