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[東京都1部L]昨年夏冬東京王者の関東一がトリプレッタユースを2-0撃破!「平均値」上げて全国で勝つチームへ

ゲキサカ / 2017年3月25日 20時54分

 関東一は後半、中盤で存在感を見せる篠原が相手のプレッシャーを剥がしてサイドへ配球。重田のドリブル突破などを交えた攻撃から2点目を狙うと15分、FW古宇田旭(新2年)の右CKをファーサイドの小野が頭でゴールを破って2-0とした。

 関東一はその後も交代出場のMF長野真大(新2年)が再三ドリブルで仕掛け、スペースへ抜け出した右SB鹿野祐人(新3年)や古宇田が決定的なシュートを放っていたが、3点目を奪うことはできず。一方、大貫監督が「流れを変えられる選手がいるので0-1までなら良かったんですが……」というトリプレッタは交代選手を活用しながらサイド攻撃の回数を増やして追撃ゴールを狙うと、29分には左クロスのこぼれ球に交代出場のFW川野優大(新3年)が反応。だが、シュートがゴール右へ外れるなど最後まで1点を奪うことができなかった。

 リーグ戦3試合ぶりの勝利を果たした関東一は、小野監督も「本当にいい条件が整った時、去年と今年でやれる幅は今年の方が大きいと思います」とポテンシャルを認めるチームだ。今月出場したプーマカップでは選手権優勝校の青森山田高に3-0で快勝。同準優勝の前橋育英高には前半0-4と圧倒されたが、後半は立て直して1-0で終えている。

 選手権で注目されたGK北村海チディ(新2年)が「勇気を持ってプレーできていたし、自分達の良さ、サイドでボール持ってサイドから切れ込んでシュートまでいけていた」という強豪との2試合。相手に力を引き出してもらった際には高い潜在能力を表現することができているが、まだまだ自分達でそのレベルの試合運びをすることはできていない。それだけに小野監督は「平均値を上げる部分をやっていかないとダメ」「普段から蓄積できる経験を」と求めていた。

 昨年のようにトーナメントで勝ち抜く強さを身につけること、そしてチームのベースを高めるためにプリンスリーグ関東へ昇格することも目標だ。篠原は「一人ひとりが成長して辛い状況でも勝てる、踏ん張れるチームにしていきたいです。最後の最後でやられる悔しさは分かっているのでそこをつけるようなチームにしていきたい」。まずはチームの平均値を上げること。そして選手権で敗因となった部分も全員で改善して東京で常に勝ち続ける、そして全国で勝つチームになる。

(取材・文 吉田太郎)

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