広島とは異なるポジションでプレーする高校選抜MF松本泰志、新たな学びで自身の幅広げる
ゲキサカ / 2017年3月27日 2時8分
[3.26 練習試合 日本高校選抜候補 0-1 専修大]
日本高校選抜でプレーの幅を広げている。MF松本泰志(昌平高/3年)は昨夏の全国高校総体で初出場校の昌平高をベスト4へ導き、その後サンフレッチェ広島入りを勝ち取った注目アタッカー。この日は2本目、3本目に左MFとして出場すると、サイドでのボールキープからのクロスでチャンスメークし、カットインからシュートも狙った。
本人はボールタッチの部分など自分の良さを発揮できなかったことを反省。それでも昌平時代にボランチからSH、トップ下も努めていた万能型MFは所属する広島とは違うポジションで学ぶことができていると感じていた。
「今、サンフレッチェで(展開力や縦パスの部分などを評価されて)ボランチをやらせてもらっているんですけど、こっちではワイド。学ぶことが本当に多いという感じです。ワイドなので180度の視野になる。SBとのかかわりとかも上がってくるタイミングが速いのでそれに合わせることや、クロスも求められているところなので自分にはないところを求められていると思います」と分析していた。
今回の日本高校選抜候補メンバーの中では数少ないJリーガーの一人。プロ選手は積極的にチャレンジして、結果を残してくるつもりでいる。「海外の選手とかは体格とか違う部分もある。でも、自分の中では足元とか負けないくらいついていけるかなと思いますし、相手の体格とかを上手く利用してドリブルとかで運んでいければいい。そこでできないと上では通用しないと思う。色々なことをチャレンジして目に見える結果を出したい。高校生の代表として責任と自覚を持ってやらないといけないですし、来れていない人達の気持ちも背負って局面局面で戦っていかないといけない」。大きな飛躍を遂げた昨年に続くきっかけを、高校選抜の活動、海外で掴む。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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