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香川先制!岡崎50点目!久保連発!麻也ダメ押し!川島もPKストップでタイに4発完勝

ゲキサカ / 2017年3月29日 3時52分

 前半アディショナルタイムにはタイのCKからゴール前混戦となり、FWティーラシン・デーンダーがシュートを放つが、川島が左足1本でビッグセーブ。こぼれ球をMFアディサク・クライソーンが立て続けにシュートを打ったが、守備陣が体を張ってブロックし、ピンチをしのいだ。

 2-0で折り返した後半も立て続けにCKを与えた日本。後半6分にはCKのこぼれ球をMFチャナティップ・ソングラシンが強烈な左足ミドルで狙ったが、川島が鋭い反応で弾き出した。中盤でミスも目立ち、苦しい立ち上がりとなったが、23歳の新星が嫌なムードを振り払った。

 後半12分、右サイドからDF酒井宏樹のスローインを受けた久保がドリブルで中に持ち込み、ペナルティーライン手前から左足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール右上隅に叩き込んだ。久保はA代表初ゴールを決めたUAE戦から2戦連発。3得点を演出する圧巻のパフォーマンスを披露した。

 日本は後半21分、最初の交代カードを切り、原口に代えてFW本田圭佑を投入。本田はそのまま左サイドに入った。同24分には中央で久保が岡崎とのパス交換から酒井高につなぎ、酒井が左サイドの本田へ。本田がドリブルでPA内左に切れ込み、そのまま左足でシュート。GKが前に弾いたボールに久保が詰めたが、惜しくも合わせられなかった。

 後半29分からは香川に代わってMF清武弘嗣がトップ下に入る。後半35分、本田の左クロスがDFに当たったこぼれ球をPA内の久保が右足ダイレクトボレーで狙うが、GKが好セーブ。それでも同38分、清武の左CKに吉田が頭で合わせ、4-0と勝利を決定づけた。吉田もブルガリア戦以来の得点で、最終予選は初ゴール。直後の39分、最後の交代枠で久保に代えてFW宇佐美貴史を投入した。

 日本は後半40分、自陣PA内でDF長友佑都がファウルを犯し、PKを与えるが、ティーラシンがゴール左を狙ったキックを川島が横っ飛びでセーブ。咆哮する背番号1のPKストップがタイの戦意を喪失させた。そのまま4-0の完封勝利をおさめた日本は5勝1分1敗の勝ち点16に伸ばし、試合前のサウジアラビアを抜いて暫定首位に浮上。タイは1分6敗となり、予選敗退が決まった。

(取材・文 西山紘平)
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