[MOM2081]明秀日立DF深見凛(新3年)_わずかな穴も塞ぎ続けた守備の柱
ゲキサカ / 2017年3月29日 21時39分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.29 UAチャレンジカップ 明秀日立高 0-0 慶應義塾高 いわきFCフィールド]
前半、明秀日立高は慶應義塾高に主導権を握られる展開だった。個々で勝負する形になっていた明秀日立に対し、慶應義塾は前からの守備や、リトリートするところを使い分けながらの守備やパスワークなど複数の選手が連動した動きを見せて優位に試合を進めていた。
敗れれば首位から滑り落ちる可能性のあった一戦で苦戦を強いられてしまった。それでも明秀日立はDFラインの健闘や、個々の球際厳しい守りによってこの状況を切り抜ける。特に萬場努監督が「大崩れしなかった要因はアイツかな」と讃えた主将、DF深見凛(新3年)の存在が大きかった。
相手の攻撃について「逆サイドに展開されたりしたら怖いと思いました」という深見だが、根気強い守り。「危ないなというところは予測して、準備しています」という読みの鋭さと速さ、そして決して大柄ではないものの球際で絶対に身体を張ってくれるDFの存在は、無失点で大一番を終えたチームに欠かせなかった。
元々はサイドの選手でチーム事情によって現在は主に3バックの中央を努めている。2月には主将に就任。チームの柱として戦うDFは「後ろ守っているので、前の人が『後ろは大丈夫』という選手になりたいです」という目標を持っている。そしてチームとしては「去年、先輩が悔しい思いをしているのでタイトルを取れるようにやっていきたいです」。指揮官がマジメと評するDFは技術面などで努力を続けて、より信頼される存在となって、チームにタイトルをもたらす。
(取材・文 吉田太郎)アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SPRING
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