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[UAチャレンジカップ]“優勝決定戦”で5発快勝!明秀日立が勝負と育成にこだわって頂点に

ゲキサカ / 2017年3月30日 6時11分

 逆に明秀日立は12分、中央の湯澤がダイレクトのワンツーで左サイドへ展開。左MF岩谷拓汰(新3年)の高精度クロスをゴールエリアへ飛び込んだ湯澤がスライディングで合わせて3-1とした。

 この後も及川のクロスバー直撃弾などで攻める明秀日立は24分、交代出場のMF大和田祐樹(新2年)のスルーパスから同じく交代出場のFW作山雅紀(新2年)がループシュートで決めて4点目。最後はメンバー全員を入れ替えた明秀日立はアディショナルタイムにも交代出場FW高村哉太(新3年)がダイビングヘッドで決めた。

 明秀日立は優勝したものの、萬場監督は「フラットな状況ではなかった」。連戦となった聖光学院に比べて試合間隔の長かった部分も勝敗に影響を与えたことを指摘した。それでも、先発組だけでなく、短い出場時間の選手たちもアピール。「底上げもそうだし、勝つというのも両方を追い求めてやりたい。今年はパワフルよりもテクニカルに、スピード感あるところが目指しているところ」という言葉どおりに育成、結果、内容でも成果を残す大会となった。

 2年前の全国高校選手権初戦でMF森島司(現広島)を擁した四日市中央工高を撃破。茨城北部の新鋭は茨城の常勝軍団、全国上位を目指して歩みを進めている。だが、目先の結果を求めるだけではなく、エース級の選手でも筋トレで規定の重量をクリアできなければトップチームに入れないなど平等な競争。全選手が退部せずに3年間サッカーを続けるという中で、湯澤やDF市江祥也(新3年)のように下のチームから這い上がってきた選手が出てきている。「感謝、どんな時にも勝利を目指す」(湯澤)というテーマを常に持ちながら、アンダーアーマーチャレンジカップ優勝校の明秀日立は今年、目標を一つでもクリアする一年にする。

(取材・文 吉田太郎)アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SPRING

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