「東京五輪への推薦状」第36回:神奈川2部Lに出現した目を惹く個性、平塚学園CB早坂翼
ゲキサカ / 2017年3月31日 10時56分
そんな早坂がもしも湘南でプロになろうと思えば、早坂には大きな壁がある。同じ左利きのセンターバックであるU-20日本代表DF杉岡大暉がいるからだ。練習や試合を通じてあらためてその攻撃参加の迫力に目を奪われつつ、プロでやれるかどうかの基準点も教えてもらった。あとは実力を蓄え、実績を積み上げるのみ。
平塚学園が決してメジャーなチームではなく、そもそもスカウトに観てもらう機会自体がないことについても自覚的だ。強豪大学経由にせよ、直接狙うにせよ、プロへ行くための近道はチームで結果を残すことにある。U-17関東トレセンなどの選抜チームでも平塚学園の知名度不足は感じたようで、「平学の名前をもっと知ってもらいたい」という思いは強い。大志を胸に秘めつつ、まずはチームの主将として“平学”を県のトップ、そして全国区へと押し上げるためのシーズンに挑むことになる。
執筆者紹介:川端暁彦
サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動し、各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。▼関連リンク
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