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[ミズノカップ U-18 IN うどん県]ファインゴール3発!プレミアリーグ勢の神戸弘陵が初出場初優勝!

ゲキサカ / 2017年4月1日 6時11分

 さらに14分、神戸弘陵は竹村とのワンツーから西山が右クロス。これをPAで受けた立岩のコントロールはやや流れたものの、振り向きざまに放った左足シュートがゴール左隅へ突き刺さった。

 いずれも会場をどよめかせるような3得点。何とか1点を奪おうとする桃山学院もMF井口椋介(新2年)のドリブルからMF宮先弘登(新3年)がミドルシュートを狙うなど反撃したが、DF田中滉大(新3年)とDF綿田龍二(新3年)の両CBを中心にシュートコースを塞ぎ続けた神戸弘陵は無失点のまま試合を進める。神戸弘陵はベンチの7選手全員もピッチに送り出して3-0で試合終了。参加12チームの頂点に立った。

 神戸弘陵は表彰式直後に選手が自発的に円陣を組んでミーティングしていた姿が印象的だった。主将のFW渡辺一也(新3年)は「この大会のまとめをしたのと明日また試合があるので。決勝でも課題があるし、今日の試合で言えば、今までの試合で悪かったところがなくなったから良かったと言ったんですけど、まだまだセットプレーとか決めることができてない。少ないチャンスを決めていこうと話しました」。わずかでも気づいたことを言い合い、チームを改善しようとしていた。

 プレミアリーグという厳しい舞台で戦うからこそ、彼らは必死で藻掻いて、少しでもレベルアップしようとしている。選手たちは優勝を思い切り喜んだ一方で、次へ向けてすぐに切り替えて移動。渡辺は「春休み、もう一段階レベルアップしたいなと思います」と誓っていた。

 神戸弘陵には今回出場した18名の他にも県リーグや神戸市のリーグ戦を戦うチームメートたちがいる。谷監督は「兵庫県や神戸市のリーグで活躍した選手、今大会で活躍した選手から、また20名ピックアップしてその20人に(プレミアリーグ)開幕戦のチケットを渡したいと思います」。

 昨年はプレミアリーグ開幕戦で名古屋U18に3-0で快勝したが、その後8試合白星から見放されるという苦しい経験をしている。また、期待された全国高校総体、全国高校選手権では予選敗退。だからこそ、選手たちは進化することへ貪欲だ。短い時間でもチーム内で少しでも高め合って、東福岡高とのプレミアリーグ開幕戦に臨む。

(取材・文 吉田太郎)ミズノカップ U-18 IN うどん県

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