堂々Jデビュー飾った安部裕葵の“鹿島あるある”「練習のほうが試合より難しい」
ゲキサカ / 2017年4月2日 13時28分
[4.1 J1第5節 大宮0-1鹿島 NACK]
注目のルーキーが大物感を漂わせた。「緊張は全くしなかった」。今季、瀬戸内高から鹿島アントラーズに加入したFW安部裕葵(あべ・ひろき)が堂々のJデビュー。「もうちょっとやれることがあったと思うけど、これが今の実力」と自らの初陣を振り返り、「チームが勝つことを意識した。点を決めることができればベストだけど、チームが勝ってよかった」と安堵の表情を浮かべた。
途中出場から5分後に決勝点が生まれた。0-0で迎えた後半29分、FWペドロ・ジュニオールに代えて投入され、2トップの一角に入った。同30分にはファーストタッチでパスをつなぎ、MF土居聖真が決定的な右足シュート。これはGKのセーブに阻まれたが、同34分、最終ラインからのパスに右足を伸ばしてコースを変えると、こぼれ球を収めたMFレオ・シルバ、FW鈴木優磨を経由し、土居のゴールにつながった。
「思い切ってやれ」。1点を狙う大事な局面で安部をピッチに送り出した石井正忠監督は「非常に動き出しがいいし、ボールが収まる。個人で仕掛けられる選手なので、そこを期待して入れた」と起用の意図を明かした。果敢なプレーにも、指揮官は「彼自身も納得いくプレーはできなかったんじゃないかな」と手厳しかったが、「非常に能力は高い。チームの力になってもらいたい」と今後の活躍に大きな期待を寄せた。
Jクラブ最多の通算19冠を誇る常勝軍団。その一員として試合に出るために「常に目立たないとメンバーに入れない。毎日がセレクションのような気持ち」と奮い立っている。練習ではDF昌子源、DF植田直通の日本代表CBコンビと対峙。
「練習のほうが試合より難しいんじゃないかと思っているくらい。(昌子)源くん、植田くんを相手にしているので、練習で自信はついている」。王者のプライドを胸に、プロとしての第一歩を踏み出した18歳の若武者は「ボールを持っただけで嫌がられる選手になれれば」と進化を誓い、高みを目指していく。
(取材・文 佐藤亜希子)
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