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[NB×東福岡]1年後、必ず笑顔で!新生・東福岡は厳しい指摘、辛抱も全て力に変えて日本一へ

ゲキサカ / 2017年4月7日 7時0分

 森重監督は「(現時点では)各ポジション、全体的なレベルがあまり高くないということを感じている。辛抱で終わるのか、笑って終われるチームになるのか、チーム全体でやっていかないといけない」と指摘し、青木は「(九州4位は)結果として、自分らの実力が出ていると思うので、それについては何も言い訳することはないし、しっかり受け止めてやらないとこのままじゃ九州でも勝てないので、もっと練習から意識変えて、(4月開幕の)プレミアまでもう少し時間があるので、やっていかないと厳しい結果になると思います」と引き締めていた。

 3月、東福岡はAチームが戦うプレミアリーグをはじめ、セカンドチームが出場する福岡県1部リーグ、福岡県2部リーグ、福岡県3部リーグの各カテゴリーで“東福岡らしく戦うため”のベースである走力強化に取り組んだ。木橋は「(技術だけでなく)意識も低いと言われているので、自分から変えないと周りも変わらないと思うので自分から変えていきたい」。意識を徐々に変えている集団は走力強化の最中に行われたサニックス杯国際ユース大会で16年度全国2冠の青森山田高やプレミアリーグのライバル・福岡U-18を撃破して4位。悔しい敗戦と自信となる勝利を経験したチームはさらにレベルアップに励み、それを今後の結果に結びつけようとしている。

 東福岡で日本一に、という選手達が集まり、「1年の時はスタンドだったんですけど、日本一めっちゃ格好良かった」(斉藤)という先輩達の姿を追って、全国のトップを目指してきた。その目標とする位置が高いからこそある現状の危機感。森重監督は「春先当初から力が無いのであれば、夏まで、もしく冬までになるのかもしれないし、本当に一日一日を無駄にしないようにしていきたい。辛抱だけでは済ませたくはないし、最後結果として残せるチームにしたい」と語った。そして、福田は「監督やコーチに言われていることだけやっていても勝てないと思う。その中で自分達がどれだけ言われていることを越えられるかが大事になってくると思っている」。勝ったチームの良さ、課題も知るコーチ陣の下で日本一を勝ち取るための要素を磨いていくこと。例年以上に厳しい指摘を受けながらスタートした東福岡が来冬、笑顔で1年を終える。

(取材・文 吉田太郎)

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