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ダービーは両者譲らず…“伏兵”の一撃でレアル先制も、“エース”の一撃でアトレティコが追い付く

ゲキサカ / 2017年4月9日 1時5分

マドリード・ダービーは両者譲らずドロー

[4.8 リーガ・エスパニョーラ第31節 R・マドリー1-1A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第31節2日目が8日に開催され、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーによる「マドリード・ダービー」が行われた。スコアレスで折り返した試合は、後半7分にDFペペの得点でレアルが先制するが、同40分にアトレティコFWアントワーヌ・グリエーズマンが同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに終わった。

 前半3分にゴールを脅かしたのはアウェーのアトレティコだった。左サイドからMFコケが蹴り出したFKに走り込んだMFサウール・ニゲスがヘディングで合わせるも、ボールはわずかにゴール右へと外れた。一方のレアルは同15分、MFカゼミーロのパスを左サイドで受けたFWクリスティアーノ・ロナウドがワンタッチでコースを生み出して強烈な右足シュートを枠内に飛ばしたが、GKヤン・オブラクの守備範囲に飛んでしまう。

 その後はレアルがゴールに迫る場面を作り出し、前半28分にC・ロナウドとのパス交換からゴール正面に進入したFWカリム・ベンゼマが狙うも、シュートは好反応を見せたオブラクに弾き出されてしまう。さらに同31分にはMFルカ・モドリッチのパスをフリーで受けたC・ロナウドが、オブラクを抜くシュートを放ったものの、カバーに入ったDFステファン・サビッチのクリアに遭ってアトレティコゴールをこじ開けられない。

 前半39分にはDFセルヒオ・ラモスのパスミスを自陣で奪ったグリエーズマンが一気に敵陣PA付近まで運んでシュートまで持ち込んだが、GKケイラー・ナバスの横っ飛びのセーブに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 両チームともに好機を生み出しながらも0-0のまま後半を迎えると、同2分、右サイドのDFダニエル・カルバハルから送られたクロスをファーサイドのC・ロナウドがヘッドで折り返し、逆サイドから走り込んだベンゼマが至近距離からシュートを放つも、距離を詰めたオブラクに阻まれてしまう。しかし同7分、MFトニ・クロースが蹴り出したFKをペペがヘディングで突き刺して、ついにレアルが先制に成功する。

 1点を追い掛けるアトレティコは後半15分、MFヤニック・カラスコのスルーパスからPA内に進入したFWフェルナンド・トーレスが右足シュートを放つが、K・ナバスに阻まれてしまう。後半21分にはレアルをアクシデントが襲い、クロースと激突していたペペがDFナチョ・フェルナンデスとの交代を余儀なくされた。すると同40分、FWアンヘル・コレアの鮮やかなスルーパスから抜け出したグリエーズマンが滑り込みながらも左足シュートでゴールを陥れ、アトレティコが試合を振り出しに戻した。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙ったが、1-1のままスコアは動かずに勝ち点1を分け合った。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

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