1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プレミアリーグWEST]開幕戦で福岡U-18に勝利も試合後笑顔なく……。G大阪ユースは「内容もいい方に」

ゲキサカ / 2017年4月9日 8時45分

 後半9分、福岡はFW北島祐二(2年)のスルーパスでFW甲斐海夏人(3年)が抜け出して決定的な右足シュート。その後も個々の献身的な動きから切り替え速い攻撃で攻める時間を増やすと、左MF桑原海人(2年)や交代出場のDF田中真輝(3年)のクロスがゴール前に入る。だがG大阪は實好監督が「(攻撃面ではなかなか良さをだせなかったが)守備のところのポジショニングは緊張あっても取れるんで、しっかりゼロで抑えてクロス対応のところなんかもたくさんやってきたので守備のところはしっかり、チームワークというところで声かけてやっていましたね。みんなのディフェンスが良かったですね」と説明したように、守備面で個々が役割を全う。最後まで継続的にボールを追い続け、ゴール前では主将の奥井やCB中島大雅(3年)、CB岸田悠佑(3年)が確実に相手の前で跳ね返していた。

 福岡は最後の部分の質やタイミングが課題となり、シュート数3本で0-1敗戦。小倉監督は「切り替えや球際の厳しさだとか、自分たちで背後取り行って、間でボール受けに行ったりだとか、そういう姿勢はできた部分があると思うんですけれども、やっぱり得点奪えないんで結果を得られることができなかった」と残念がった。

 G大阪はGK谷晃生、DF足立丈英、DF臼井貫太、MF梅津克貴の主力級4選手がU-23チームでの活動を優先してプレミアリーグは登録外に。それでも選手たちは言い訳をすることなく、現状のメンバーで優勝を目指している。實好監督は「どんどん上の方へ行ってもらっていい。(他にも出番を)待っている選手たちがいるんで。積極的に上でやってもらいたい」とユースチームからどんどん上のステージで戦う選手が出てくることを期待する。不満の内容だった初戦を終え、「やりがいがありますね、これは」と微笑んだ指揮官。G大阪ユースの選手たちは先を見すぎることなく、まずは目の前の課題に取り組み、プレミアリーグで結果を残すことに集中する。

(取材・文 吉田太郎)●2017プレミアリーグEAST
●2017プレミアリーグWEST

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください