1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

活動終了の湘南ジュニア“最後の世代”、湘南の18歳MF石原広教がJデビュー

ゲキサカ / 2017年4月9日 19時29分

 石原が小学校3年生のときに入団した湘南ベルマーレジュニアは、2011年3月に活動を終了しており、石原とMF齊藤未月はジュニア育ち“最後の世代”。指揮官は「齊藤と石原は我々アカデミー最後の世代で小学生からうちにいる子たち。湘南の選手として、何をしなければいけないのかはわかっている。そういう彼の気持ちを汲みました」と起用の理由も明かした。

 石原本人が「まだまだ」とデビュー戦を振り返れば、指揮官も「お粗末」と表現。しかし一方で「薫(高山)のデビュー戦とそっくり。本当にそっくり」とチョウ監督は目尻を下げる。「薫がやってきたことを、魂を引き継いでやってくれると、それは石原だけでなく、みんなに思っている」。

 小学3年生のときから夢見た舞台にようやく立った。これまでユースからステップアップしていったMF古林将太やMF菊池大介、DF遠藤航の背中を追ってきた。「コバショーさん、大さん、航さんなどはジュニアのときに見ていたので憧れの存在でした」と言うとおりだ。

 プロになり、今後は立場も変わっていく。湘南でボールを追う少年たちに夢を与える存在へ。「まだそういう実感はないんですけど、下の子たちに石原選手みたいになりたいって思われるような選手になりたい」と少し恥ずかしそうに口にした。

「チャンスをつかめたとは感じていない。もっともっとできることはいっぱいありましたし、今日のようなプレーで満足しているような選手では上にはいけない。次の練習からまた上を目指してやっていきたい」。湘南育ちのプライドを胸に、18歳のルーキーは道を切り拓いていく。

(取材・文 片岡涼)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください