[プレミアリーグWEST]徹底されていたカバーの意識。大津は中高の先輩CB植田超え目指すCB吉村らがスーパークリア連発!
ゲキサカ / 2017年4月10日 20時24分
[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 C大阪U-18 4-4 大津高 金鳥スタ]
C大阪U-18から4点を奪った攻撃陣の活躍が光った大津高だが、アウェー戦で勝ち点1を獲得できたのは好守によるところも大きかった。連動した動きて相手をサイドへ追い込んでボールを奪うディフェンスやキャプテンマークを巻いたCB福島隼斗(2年)ら個々の奮闘。そして古閑健士監督も「トレーニングの中でずっと言っている、GKの裏をカバーするまで子どもたちがやってくれた」と目を細めていたが、何より印象的だったことが何度も見せたゴールをカバーするディフェンスだった。
SB大場秀斗(2年)や交代出場のMF上田颯太(2年)のクリアなど、少なくとも前後半合わせて4回はゴールライン手前でのスーパークリアが大津を救っていた。特にCB吉村仁志(2年)は飛び出したGKをカバーする形で2度決定的なシュートをブロック。「(開幕直前の)プーマカップで自分達ゴールカバー入るのが遅れて失点という形が多くて、プレミア始まる一週間前くらいにみんなで集まってビデオを見て、自分の頭越えた時にゴールカバー入ることを徹底していた」とチームとして意識し、好守に繋げたことを明かした。
吉村は4失点目に絡むミスもあって悔しい開幕戦となったが、それでもスーパークリアや武器である183cmの高さを活かしたヘディングなど活躍も光る開幕戦に。持ち味を発揮したCBは「平岡先生から強気で行けと言われていた。自信になりました」と胸を張った。
吉村は熊本県の宇土市立住吉中出身。住吉中、大津高を経て、現在鹿島でプレーするCB植田直通(現鹿島)と同じ道を歩んでいる。「大津高校に入ることは達成できた。直通選手もヘディング強い。(プレミアリーグで好守も見せたが)でも、まだ直通選手に追いつくためのスタートラインに立っただけ。これから追いついて、いつか越します」と宣言。この日、チームとして徹底するゴールをカバーする部分や持ち味のヘディングを発揮したDFは、より強くて逞しいCBになって偉大な先輩超えに挑戦する。
(取材・文 吉田太郎)
●2017プレミアリーグWEST
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