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[MOM2096]神戸U-18小田裕太郎(1年)_俊足ルーキーが開幕戦で決勝ゴール!

ゲキサカ / 2017年4月11日 0時33分

後半20分、ヴィッセル神戸U-18FW小田裕太郎が決勝ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 神戸U-18 1-0 米子北高 金鳥スタ]

 1年生FWがプレミアリーグ開幕戦で決勝点の衝撃的なデビューを果たした。ヴィッセル神戸U-18のFW小田裕太郎(1年)は昨年、U-15日本代表のイタリア遠征を経験している178cmの俊足ドリブラー。抜群のスピードを武器とするFWは0-0の後半開始から登場すると、いきなり結果を残してみせた。

 20分、神戸U-18は左サイドから素早いパス交換で崩しにかかると、最後はクリアボールに反応したMF佐藤昴(3年)が左足シュート。GKが弾いたこぼれ球を「シュート練習からコーチにこぼれ球を詰めることは言われていた」という小田が右足でゴールへ押し込んだ。
 
 試合後こそ「詰めるだけだったのであれは決めないといけない」と冷静に振り返っていたが、「絶対に決めてやろうと」考えていたというFWはゴールを決めた瞬間、派手なガッツポーズを見せるなどプレミア初ゴールに大興奮。野田知監督も「切り札的な存在」として期待する1年生の決勝ゴールについて「得点決めてくれて自信になったんじゃないですかね」と目を細めていた。

 殊勲のゴールを決めたほか、右サイドでスピードあるドリブルも披露。だが、本人は「自分の特長である『ドリブルで突破していけ』と言われていた。そういう面ではまだまだだった。ドリブルできてもいいシュート打てないと意味がない。シーズン通して力をつけていきたい」と満足感はない。課題であるボールを呼び込む部分などを改善して、より自分の武器を出せるようにしていく。

 憧れの存在はFWクリスティアーノ・ロナウドで将来は「トップ行って、海外行って活躍することが夢」だという。U-18チーム1年目の今年は「2桁得点」「優勝に貢献すること」が目標。それをクリアすることに全力を注ぐ。

(取材・文 吉田太郎)
●2017プレミアリーグWEST

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