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[MOM2097]G大阪ユースMF芝本蓮(3年)_復活のテクニシャン、技ありの決勝ゴール

ゲキサカ / 2017年4月11日 10時38分

決勝点を決めたガンバ大阪ユースMF芝本蓮

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 G大阪ユース 1-0 福岡U-18 ヤンマー]

 ガンバ大阪ユースは實好礼忠監督が「きょう、自分のプレーができたという選手はいないんじゃないですかね」と語ったように、個人として特長を出し切った選手ような選手は見当たらない試合となった。雨中の難しいコンディションの中で全員が守備面、ハードワークなど最低限のやるべきことを徹底して掴んだ白星。ただし、そのゲームで生まれた唯一のゴールはMF芝本蓮(3年)のテクニックとアイディアが光るゴールだった。

 前半15分、FW白井陽斗(3年)からのパスを左中間で受けた芝本は、対応したDFの逆を取る形で鮮やかにかわすと、そのまま中央のスペースへ侵入。PAで飛び込んでくるDFの動きも見ながら放った右足シュートがゴール左隅へ決まった。

 芝本は「いいボールくれて、中行ったらフリーで、あとは打つだけでした。一回(フェイントを)入れたら上手いこと引っかかってくれて決めることができた。初戦で獲れてよかった。去年の年末、ずっとケガしていて半年ぶりくらいのゴールですね。ずっと決めたかった」と感慨深い表情。昨年、一昨年とケガで苦しんできた注目テクニシャンが最終学年の初戦で決勝ゴールを決めた。

 この日はドリブルでDFを外して攻め上がる動きや正確にボールを運ぶ動きも見せていたが、「前線でもっとボールに絡んで得点に絡めるような動きを増やしたい。ゴール前のアイディアをもっと出していきたい。得点に多く絡めるような選手になりたいなと思います」と本人は不満げ。より自分のテクニックとアイディアを発揮しなければならないと考えている。

 今年の目標は「怪我が多いんで怪我なしでフルシーズン戦うこと」。ケガ予防のケアをより意識するようになったことでコンディションはいいという。MF梅津克貴ら同期ではJ3を主戦場とする選手もいるだけに、今年はケガをせずにユースチームでアピールを続けて、U-23、トップチーム昇格を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
●2017プレミアリーグWEST

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