[プレミアリーグWEST]マジメに、ハードワークする福岡U-18。トップ2種登録のCB西は残留、上位進出目標に掲げる
ゲキサカ / 2017年4月11日 11時40分
[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 G大阪ユース 1-0 福岡U-18 ヤンマー]
13年以来となるプレミアリーグ復帰を果たしたアビスパ福岡U-18の小倉裕介監督は今年のチームについて「今年はみんなマジメ。お互いがカバーしたり、マジメに繰り返すことが大事だと思うし、それができる選手たちだと思う」と評する。そして、「ひたむきにボールを奪いに行く、攻撃になったらどんどん追い越してかかわるだとか、そういう姿勢をもっともってやっていきたい」。
G大阪ユースとの開幕戦は立ち上がりに硬さが目立ち、前半15分の失点シーンも寄せの甘さを突かれての悔いの残るような失点。1点差のまま試合を進めたものの、前半は相手のミスに助けられた部分も多かった。それでも、選手たちはそこから巻き返し、後半は切り替え速い攻撃などで押し込む時間帯も。特に、球際での執拗なチェックなど守備の意識の高さや諦めずに戦う姿勢についてはCB西洸瑠主将(3年)も「次に繋がると思います」と語っていた。
今年は、トップチームへ昇格したFW崎村祐丞をはじめ、個性的な選手の多かった昨年ほどのタレントはいないかもしれない。それでも西は「今年のチームの特長は一人ひとりがサボらずに守備も攻撃もやってくれますし、その中で自分達の一人ひとりの特長が出ればいい試合になるようなメンバーが揃っていると思っている」と言い切る。
この日も西が幅広いカバーリングや力強い潰しを見せていたほか、FW北島祐二(2年)やMF桑原海人(2年)、MF平田怜(3年)の仕掛けなどからチャンスを作る場面もあった。一方で守備でコンパクトさを欠いたり、攻撃でもシュートまで持ち込めないシーンが多かっただけに、まずはチームとしてやるべきことを徹底しながら、個々がより特長を出して上位へ食い込む考えだ。
今年、トップチームに2種登録されている西は「先輩たちがプレミアリーグ昇格という素晴らしいことをやってくれたので残留することはもちろんのこと、上位に食い込んでいけるようにしたい。個人的にはトップ昇格もかかっている年ですし、DFとして失点数を減らしたいのとゴールも取っていきたいと思います」と意気込んだ。その西が「一番近くて一番遠いような存在」と語る1学年上の先輩DF冨安健洋は昨年からトップチームで堂々としたプレーを見せてU-20代表でも活躍。その先輩に追いつくことを目指して個々がレベルアップし、結果に繋げる。
(取材・文 吉田太郎)
●2017プレミアリーグWEST
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