途中まで防戦一方もJ2首位名古屋逆転!!…しかし追いつかれ連勝止まる
ゲキサカ / 2017年4月15日 16時6分
[4.15 J2第8節 徳島2-2名古屋 鳴門大塚]
徳島ヴォルティスのホームで行った首位名古屋グランパスとのゲームは2-2の引き分けに終わった。徳島は2戦連続引き分け。名古屋の連勝は4で止まった。
徳島は開幕からの5戦を4勝1敗で切り抜けるなど好発進を決めていたが、ここ2戦は1分1敗と小休止。ホームで3戦ぶりの勝利を目指すこの日は、MFカルリーニョスが6試合ぶり、MF前川大河が3試合ぶりに先発復帰した。
一方の名古屋は4連勝中。現在5勝1分1敗で初めて首位で試合を迎えた。FW佐藤寿人ら怪我人はいるが、前節の讃岐戦で途中出場して決勝点を奪ったDF杉本竜士が3試合ぶりに先発復帰したのみで、メンバーに大きな変更はなかった。
試合が始まると、徳島の一方的な展開になった。前半のチャンスシーンはほぼ徳島。前半10分に左サイドでFKを獲得すると、カルリーニョスのクロスにDF藤原広太朗がフリーでゴール前に走り込むが、頭に上手く当てることが出来ない。
前半14分にはMF杉本太郎とFW島屋八徳がゴール前でコンビネーションを見せるが、シュートまでは行けず。同16分の右CKをファーサイドで合わせたDFヴァシリェヴィッチ}}のヘディングシュートは枠左に外れる。同24分のMF広瀬陸斗、杉本と繋いで最後に島屋が放った決定的なシュートは枠を大きく外れた。
全くいいところがない名古屋。ただこの日が41歳の誕生日を迎えたバースデーマッチとなったGK楢崎正剛が孤軍奮闘する。前半26分にFW渡大生に抜け出されて1対1になった場面もシュートを左足でストップ。同29分のDF馬渡和彰のミドルシュートも両手でしっかり弾き切った。
防戦一方の前半を何とか無失点で耐えた名古屋は後半からDF宮原和也に代えてDF古林将太を投入。25歳DFを今季初出場させてテコ入れを図る。同12分には杉本を下げてMF八反田康平をピッチに送り込んだ。
しかしついに徳島が均衡を破る。後半14分、右サイドから広瀬がアーリークロスを入れると、ボールはDFとGKの間を鋭く抜ける。ファーサイドまで届くと、馬渡が左足で押し込み、ようやく名古屋ゴールをこじ開けた。
ただしサッカーが面白いのはスコアが動けば、試合の流れも変わると言うことだ。直後の後半16分、名古屋は右サイドから八反田がクロスを送ると、FWシモビッチが胸トラップからキープ。ボールを折り返すと、FWフェリペ・ガルシアがコントロールから右足で押し込み、あっという間にスコアをタイに戻した。
息を吹き返した名古屋はここから安定してチャンスを作り始める。そして後半33分、ゴール前で細かいパスを繋いでタイミングを伺うと、左サイドをガルシアがシモビッチとのワンツーで抜ける。ゴール前に鋭いクロスを入れると、WGからFWにポジションチェンジしていたMF永井龍がダイビングヘッドで押し込み、試合をひっくり返した。
しかしこの試合はこれで終わらない。後半39分、徳島は左サイドの馬渡が縦パスを入れると、渡が受ける。渡は杉本に預けてリターンを受けると右足で楢崎の脇下のスペースを射貫き、試合が振り出しに戻る。試合は2-2で終了。徳島が押し込む時間帯が長く、メインスタンドの徳島サポーターも終始拍手で選手たちを後押ししていたが、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。
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