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千葉、後半ATの劇的PK弾で5試合ぶり白星…FWラリベイが移籍後初得点

ゲキサカ / 2017年4月15日 16時10分

ジェフユナイテッド千葉がレノファ山口FCに完封勝利

[4.15 J2第8節 山口0-1千葉 維新公園]

 J2は15日に第8節を開催し、維新百年記念公園陸上競技場ではレノファ山口FCとジェフユナイテッド千葉が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半も両チームともに相手の粘り強い対応に遭ってなかなかスコアは動かなかったものの、後半アディショナルタイムにFWラリベイがPKを沈めた千葉が1-0の完封勝利を収めた。

 序盤から両チームともにゴールを脅かす場面を創出する。まずは前半8分、右サイドを駆け上がった山口MF小野瀬康介のクロスをFW米澤令衣がダイビングヘッドで合わせるが、GK佐藤優也に弾かれたボールはクロスバーに弾かれてしまう。同9分には千葉がゴールに迫るが、左サイドから切れ込んだMF高橋壱晟が放ったシュートは相手DFにブロックされてしまった。

 その後は千葉が主導権を握って試合を進める。前半12分には左サイドから高橋が送ったパスをMF町田也真人がワンタッチで流すと、走り込んだDF北爪健吾が狙うもGK山田元気に阻まれてしまう。さらに同39分には左サイドからDFキム・ボムヨンが送ったグラウンダーのクロスをMF清武功暉が落とすと、反応したFW船山貴之が至近距離からシュートまで持ち込んでが、ボールはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えても千葉が押し込む展開が続く。後半15分にはキム・ボムヨンのクロスに走り込んだ町田がダイレクトで合わせたものの、好反応を見せた山田に弾き出され、さらに同22分には右サイドから切れ込んだ船山が左足シュートで狙うも相手選手にブロックされてしまい、山口ゴールをこじ開けることができない。

 その後もゴールに迫る千葉は後半28分に船山、同37分に町田がPA内からシュートを放ったが山田のセーブに遭う。同38分には山口が一瞬の隙を突き、MF小塚和季が佐藤優のポジションを見極めてループシュートを狙うが、ボールはポストを叩いてしまった。しかし、このまま試合終了かと思われた後半45分、PA内に進入した高橋がDF前貴之のファウルを誘って千葉がPKを獲得すると、キッカーを務めたFWラリベイが冷静に蹴り込み、千葉が1-0の勝利を収めた。千葉は5試合ぶりの白星を獲得し、一方の山口は4試合ぶりの黒星を喫した。

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