2戦連続完封勝利!「慣れ」で凄み増したGK廣末がビッグセーブで高校選抜救う!
ゲキサカ / 2017年4月16日 9時25分
[4.15 デュッセルドルフ国際ユース大会予選リーグ 日本高校選抜 1-0 マインツ]
注目GK廣末陸(青森山田高→FC東京)が凄みあるプレーの連続で日本高校選抜を救った。前半3分に左サイドからの折り返しに飛び出して手ではたくと、直後の5分には抜け出したマインツのアタッカーとの1対1をストップしてのける。立ち上がりに迎えた連続ピンチで守護神が見せたビッグセーブ。ここで失点せずに落ち着けたことがチームにとっては非常に大きかった。
前半、チームに流れを引き寄せた廣末は後半もマインツ攻撃陣の前に立ちはだかる。特に終盤はサイドの背後を取られて決定的なシーンも作られていたが、ゴールマウスの前に構える守護神には余裕があった。そして終了2分前にゴール至近距離から放たれた一撃を弾くのではなくキャッチ。地元・ドイツの観衆たちも落胆の声を上げたセービングでゴールを守った廣末は初戦に続いて完封勝利を成し遂げた。
2日前の開幕戦はボールが止まる芝と硬いピッチに慣れず、珍しいキックミスも。だが、この日は見事に修正し、正確なキックを蹴り分けていた。廣末が変化のポイントに挙げたのは慣れ。「慣れとかが大きかったです。(開幕戦で)1試合あそこでやったので、大体のピッチコンディションとかは分かっていた」。経験していたことによってまるで動じることのなかった守護神はチームを勝たせるプレーをした。
「後半のセーブも(相手は)あっちしか蹴れない状況だったので、予測の中でやったんですけれど、DFが寄せていたし、そういうところでしっかりと準備できていた」。もしも弾いていたら、詰められていたかもしれない。その可能性も消し去るキャッチをもたらしたのは慣れの部分も大きかった。これでチームは予選リーグ2連勝。今回のデュッセルドルフ国際ユース大会に強い思いで臨んでいる守護神がこの後の試合でも無失点を続けて、チームを勝たせる。
(取材・文 吉田太郎)●日本高校選抜欧州遠征特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
エモーショナルでスペクタクルな90分間は3-3のドロー!FC東京U-18とやり合った柏U-18が携えるのは指揮官も認める自主性と超攻撃的な意志
ゲキサカ / 2024年4月23日 13時26分
-
プレミア2戦連発の「100パーセントで一生懸命やる」1年生ストライカー。鹿島ユースFW吉田湊海が眩く放つハンパない期待感
ゲキサカ / 2024年4月22日 20時6分
-
日本を勝利に導いた「番人」 大会“最多”6セーブ…GK小久保にA代表待望論「相応しい」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月17日 12時1分
-
神村学園MF名和田我空は高校選抜欧州遠征、プレミアでも「まだまだ」。24年を「プロの第一歩と思って」本気で過ごす
ゲキサカ / 2024年4月16日 18時58分
ランキング
-
1米サイト「驚きのトレード候補7人」に菊池雄星の名前 ブルージェイズ低迷で
東スポWEB / 2024年5月10日 10時18分
-
2大谷141m弾を超えるメジャー最長弾に「オーマイグッドネス」 呆れ笑いするしかないジャッジ9号
THE ANSWER / 2024年5月10日 12時10分
-
3宮城大弥 左大胸筋損傷で登録抹消 オリファン衝撃「終わったな…」「由伸、福也戻ってきて」と落胆の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 16時28分
-
4止まらぬ日本企業のドジャースとのスポンサー契約「大谷翔平は金儲けの機械だ」
東スポWEB / 2024年5月10日 14時28分
-
5村上佳菜子「大事な弟」宇野昌磨の引退発表にエール…「お疲れ様だよ!」「命かけてお互い練習してきた」
スポーツ報知 / 2024年5月10日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください