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あっぱれ熊本! 復興支援マッチで好調の上位松本を破るサプライズ

ゲキサカ / 2017年4月16日 20時21分

 復帰後に問題なくプレーしていた安柄俊は時間の経過とともに痛みが増してきたのか、自ら交代のサイン。前半40分にFW巻誠一郎が代わってピッチに送り出された。アクシデントに見舞われた熊本だが、同アディショナルタイム2分に林の右クロスを巻が頭で落とし、PA内でMF嶋田慎太郎が絶好機を迎える。しかし、左足のシュートは相手DFに当たって枠をそれた。

 1点ビハインドで折り返した松本は、後半に良い入りを見せる。後半3分にセルジーニョからのパスを受けた石原が左サイドからクロスを送ると、PA内でドフリーのMF工藤浩平のもとへ。同点に追いつくビッグチャンスだったが、工藤のヘディングシュートはゴール左に外れた。

 後半10分にはPA手前やや左でFKのチャンス。直接FKでJ2歴代単独トップとなる15ゴールを記録している宮阪がキッカーを務めるも、右足で放ったシュートは壁に当たる。その数秒後、今度は左サイドでDF田中隼磨のバックパスを奪った熊本の嶋田がドリブルで切れ込む。PA内左まで運んで左足を振り抜いたが、GK村山智彦が立ちはだかった。

 松本は後半23分にセルジーニョとの交代で高さのあるFW三島康平を投入。すると、後半30分にさっそく交代策が実る。左サイドの石原が右足でクロスを供給し、PA内中央で相手DFに競り勝った三島が強烈なヘディングシュート。クロスバーを叩き、さらに跳ね返りを高崎が頭で押し込もうとしたが、ゴール右に外れた。

 終盤を迎え、体力的にも厳しい時間となってきた熊本。しかし、後半36分にチームを救うゴールが生まれる。右サイドでFKを獲得し、キッカーの上里が左足でクロスを送ると、ニアに巻やDF園田拓也が飛び込む。ボールは誰にも当たらなかったが、これがGK村山のブラインドとなり、ゴール左に吸い込まれた。

 2-0とリードを広げた熊本は最後までハードワークを続け、完封に成功。前節終了時点で21位の熊本が2連勝中で同5位の松本を破るサプライズを見せ、えがお健康スタジアムに訪れたサポーターに白星を届けた。

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