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[MOM432]筑波大MF長澤皓祐(3年)_涙の「日本一悔しい日本一」を乗り越えて

ゲキサカ / 2017年4月17日 23時42分

「小井土さんは相手によって選手を変えるのですが、どんな相手にとっても嫌な選手だったら絶対に使うと思いますし、毎試合、点を取っているような選手は脅威。そういう選手を使わないはずはないので」。ここから貪欲に目に見える結果を求めていく。

「高校3年のユースのときも“点を取る”と言っていたんですけど、口だけだったので。今年は違うぞというところをみせていきたい。いつも自分は口だけなので具体的なことを言うとあれなので……有言実行ではなく不言実行でいきたいと思います」

 チーム内で繰り広げられている熾烈な争い。この状況を小井土正亮監督は「結果を出せないと筑波では試合に出られない状況になっている。まずは筑波で試合に出るためには本当に毎日頑張らないといけない。それがレベルアップにつながると思うし、いいライバル関係になっている」と見ている。

 そんななかで結果を出した長澤を称えた指揮官は「口で言うのは簡単ですが、パフォーマンスを出すというので彼は覚悟を決めてやってくれている。彼も信頼していますし、サブに入る選手も信頼しています。だから僕も迷いなくどんな展開になっても疲れている選手がいたら(交代カードを)切れるので」と語った。

 同ポジションを巡っては北川やMF西澤健太(3年=清水ユース)、MF三笘薫(2年=川崎F U-18)らと争っていくことになる。開幕戦でベンチスタートだった西澤は「チーム内で競争できているのは大歓迎です……と言いつつも、根は相当へこんでいますけどね」と苦笑い。「彼(長澤)の調子がいいので、僕もしっかり頑張らないといけない」と気を引き締めなおしていた。ここに筑波大の強さの源があるのだろう。

 まずは開幕戦で決勝点を決め、アピールを果たした。長澤は「筑波は層が厚すぎるので、相手よりもチーム内の競争がある。一日一日の練習も大事なアピールの場。今回は点を取りましたけど、次に外れることも考えられるので、ピッチ外の部分から過ごし方を意識して、いいパフォーマンスができるようにしたいです」と誓っていた。

(取材・文 片岡涼)

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