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出場2試合をいずれも無失点で終えた日本高校選抜の福岡GK山ノ井拓己「自分の長所が世界でも分かって良かった」

ゲキサカ / 2017年4月20日 22時38分

出場2試合でいずれも好セーブを見せるなど無失点で終えたGK山ノ井拓己

 第95回全国高校サッカー選手権の優秀選手中心に構成された日本高校選抜は4月13日から17日まで第55回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場し、3勝1分1敗の成績で5位に入った。

 高卒JリーガーのGK山ノ井拓己(静岡学園高→福岡)は今回のデュッセルドルフ国際ユース大会は控えの立場だったが、5試合中2試合で先発フル出場。いずれの試合も無失点で終えてその力をしっかりと示した守護神が、日本高校選抜の活動で学んだことや今後活かしたいことについて語った。

以下、山ノ井コメント

●GK 山ノ井拓己
―5位決定戦は先発出場。意気に感じた部分もあったのでは?
「やっぱりゼロ抑えられたというのは一番嬉しいですし、内容もそんなに悪くなかったので、最後に良い形でしっかり締めることができて良かったです」

―敗退のショックもある中で切り替えていた?
「5位6位決定戦は例年、あまり出ていない選手が出ているというイメージがあったので、昨日みんなが抜けちゃっている雰囲気もある中、自分は自分の部屋にいて、自分でモチベーションをしっかり作っていたので、そこがプレーに出たかなと思います」

―高校選抜の活動で学んだことについて教えてください。
「悔しい気持ちももちろんありましたけれども、最後みんなで笑って終われたので、自信になった部分がありますし、自分は1対1のところは強みだとやっぱり分かったんで自分の長所が世界でも分かって良かったです」

―この経験を今後どう活かしていきたい?
「今回学んだことを練習に落としていって、そうしたらまた新たな発見があると思うので、そこは(福岡)GKコーチの山岸さんとすり合わせて、自分の形にできたらいい」

―静岡学園の名を背負って戦う最後の試合に。
「最後ピッチに立てたんで良かったです。本当にこれで高校サッカー終了というか、引退試合みたな感じだったので蹴り納めできて良かったですね」

(取材・文 吉田太郎)●日本高校選抜欧州遠征特設ページ

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