武藤がPK獲得で勝ち点1奪取に貢献、バイエルンはCL敗退ショック拭えず
ゲキサカ / 2017年4月23日 1時4分
[4.22 ブンデスリーガ第30節 バイエルン2-2マインツ]
ブンデスリーガは22日、第30節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でバイエルンと対戦し、2-2で引き分けた。2トップの一角で3試合連続のフル出場を果たした武藤は1-1の前半40分に勝ち越しとなるPKを獲得。チームはその後追いつかれたが、首位バイエルンを相手に敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。
ベスト8敗退が決まった18日の欧州CL準々決勝第2戦レアル・マドリー戦から中3日で迎えたバイエルンと、前節のヘルタ・ベルリン戦(1-0)で連敗を5で止めたマインツ。両チームの流れの差が立ち上がりに出た。前半3分、バイエルンは自陣でMFアルトゥーロ・ビダルがトラップミス。こぼれ球を拾ったFWボージャン・クルキッチが冷静にワンフェイントでMFチアゴ・アルカンタラをかわし、ゴール中央から右足で先制点を奪った。
前半15分にはカウンターから武藤のスルーパスに抜け出したMFレビン・エズトゥナリがGKとの1対1から左足でシュートを打ったが、左足を骨折し、今季絶望となったGKマヌエル・ノイアーに代わってゴールを守るGKスベン・ウルライヒの好セーブに阻まれた。
すると直後の前半16分にバイエルンが同点に追いつく。カウンターからFWトーマス・ミュラーのパスを受けたMFフランク・リベリがゴール前にスルーパス。PA内左に走り込んだMFアリエン・ロッベンが角度のない位置から左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。
同点ゴールで勢いづくバイエルンだったが、マインツが武藤の好プレーで勝ち越しに成功した。前半40分、PA内で縦パスを受けた武藤がDFジョシュア・キミッヒに足をかけられ、PKを獲得。これをDFダニエル・ブロシンスキがゴール左下隅にねじ込み、2-1とリードして前半を折り返した。
後半は1点を追うバイエルンが一方的にマインツを攻め立てる。GKヤニク・フートを中心にマインツの守備陣も粘り強く耐えていたが、後半28分、チアゴのミドルシュートがゴール左隅に決まり、2-2の同点。さらに逆転ゴールを目指して攻勢を強めるバイエルンだが、マインツも3点目は許さず、そのまま2-2でタイムアップを迎えた。
首位を快走するバイエルンだが、これで2試合連続ドローと足踏み。一方のマインツは連勝を逃すも敵地で勝ち点1を獲得し、勝ち点を33に伸ばすと、得失点差でボルフスブルク、ハンブルガーSVをかわし、13位に順位を上げた。
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